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チョン・ウンチャン ‘怪しい3億’?

登録:2009-09-24 22:01

原文入力:2009-09-24午後08:50:20
カン・ウンテ “支出多いのに預金は増えて”
チョン候補 “2009年所得は反映されない”

イ・ジョンエ記者

“チョン・ウンチャン候補者の聴聞会はまだ終わっていなかった。”
カン・ウンテ民主党国務総理人事聴聞会チーム長は24日記者懇談会でこの言葉で火ぶたを切った。前日明け方まで続いた人事聴聞会でも解明されなかったチョン候補者の金融資産3億2000万ウォンの ‘出処’ を明確に明らかにすることを強調したのだ。カン議員はこの日、民主党とチョン候補者の主張が交錯するだけに「前日の聴聞会で与野党が合意した通り両側の資料について国税行政専門家の検証を受けよう」と主張した。

カン議員は2006~2008年の間、チョン候補者の支出(9億4300万ウォン)が収入(9億100万ウォン)より4200万ウォンも多いのに、預金額が3億2000万ウォンも増加したという点を上げ「露出していない別途の収入が少なくとも3億6200万ウォン以上なければならない」としてチョン候補者の解明を要求している。

反面、チョン候補者側は去る22日に提出した‘金融財産増加内訳釈明書’を通じ、遅れて申告した海外所得や配偶者所得をはじめとして税金申告に未だ反映されていない2009年度所得まで合わせた収入(11億2900万ウォン)が支出(6億6900万ウォン)より4億5900万ウォンも多いとし ‘第3の所得源’ はないと対抗した。

両側の金額がこのように大きく隔たっているのは ‘事業所得収入’ 中 ‘必要経費’ を互いに違って見ているからだ。チョン候補者は釈明書で研究サービスなどをしながら得た2008年事業所得収入2億2900万ウォン中「必要経費として200万ウォンを支出した」と明らかにしたが、カン議員は「同年の税務署申告資料には1億7400万ウォンを必要経費として使ったと申告したではないか」と問い詰めた。

また2006~2008年の事業所得収入(3億669万ウォン)に対しても、チョン候補者は「必要経費として700万ウォンを使った」と解明したが、カン議員は「当時国税庁が総合所得税賦課当時、必要経費を2億2900万ウォンと認定した」と反論した。彼は「チョン候補者が2008年度税金報告の時、必要経費として1億7400万ウォンを申告し、国会に提出した釈明書には200万ウォンしか使わなかったと明らかにしたとすれば、これは ‘虚偽報告’ となりチョン候補の言葉通りに実際200万ウォンだけを使ったとすれば(虚偽申告をしたこととなり)追加的な税金を納めなければならないなど問題が複雑になる」と批判した。

国会,総理人事聴聞特別委はこの日午後、全体会議を開きチョン候補者人事聴聞に対する審査報告書を採択する予定だったが、民主党の反対で会議を開くことができなかった。イ・クィナム(法務),ペク・ヒヨン(女性),イム・テヒ(労働)長官候補者などに対する人事聴聞経過報告書採択も与野党異見により失敗に終わった。

イ・ジョンエ記者hongbyul@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/378567.html 訳J.S