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ソナタEF・NF・YF…自動車ニックネームには何か特別な意味がある?

登録:2009-09-19 07:11

原文入力:2009-09-18午後07:07:48
‘開発プロジェクト名’がニックネームにがった場合が多い
最初のアルファベットには意味がなく、2番目アルファベットはサイズを表わす

イ・ヒョンソプ記者

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去る17日発売された6世代新型ソナタの公式名称は‘ソナタ’ただ3文字だ。ところで多くの人々はこの車を‘YFソナタ’と呼ぶ。長期にわたる開発期間中、プロジェクト名の‘YF’と呼んできたためだ。ここに何か特別な意味でも込められているのだろうか。

現代自動車は中型級乗用車の後にFで終わる開発名を継続して使ってきた。EFからNF,YFまで全てそうだ。だがその前につくE,N,Yには特別な意味がないというのが現代自動車側の説明だ。従前の開発中車両との重複を避け語感がなかなかに良いコード名を探して見た結果、そのように決まったということだ。現代自動車研究開発総括本部のイ・ボンファン専務は「普通研究所で開発している車種が数十ヶにもなるので重複を避け名前を付けただけ」と話した。

自動車会社らは大概3~5年かかる新車開発過程で‘プロジェクト名’を付ける。名前をつける時、ある程度は一定の法則がある。アルファベットでつけられたプロジェクト名の先頭文字は便宜上付けるが、後ろの文字はABCD順に車の大きさを現わす。例えば、軽自動車の起亜車モーニングの開発名は‘SA’、小型車のプライドは‘JB’、現代自動車ベルナは‘MC’、準中型車のアバンテは‘HD’だ。中型車は‘F’、準大型車は‘G’(グレンジャーXG,TG,起亜車VG)、大型車は‘H’(ジェネシスBH,オピラスCH)、超大型車は‘I’(エクースVI),スポーツカーは‘K’(ジェネシス クーペBK,ポルテクーペXK)という按配だ。GM大宇は車の大きさを現わすアルファベットの後に順に数字を付けている。ラセッティは‘J250’、ラセッティ プレミアは‘J300’だ。ルノー三星も同様だ。QM5は‘H45’、新型SM3は‘L38’だった。

新車をプロジェクト名で呼ぶのは、既に一部自動車業界の人たちだけでなく一般人にも当然視されている。代表的な例がソナタだ。EFの時は最初からプロジェクト名を名前に付けた。その後に出てきたNFの時はソナタという名前にまた戻ったが、人々は大部分NFと呼んだ。現代車のグレンジャーもまた多くの人々がTGと呼ぶ。

人気車種を保有した自動車企業たちは新車を出す時、名前を置き換えるよりブランドイメージを継続しようとする考えで車の名前をそのまま維持する場合が多い。ヨーロッパでも日本の自動車企業たちは同級車両に世代だけを区別するだけで数十年にわたり同じ名前を付けブランド価値を高める戦略を駆使している。我が国では1985年に初めて登場したソナタをソナタ2,ソナタ3,EFソナタなどと呼び、2004年に出てきた5世代から‘ソナタ’という車名を付けた。この間、ソナタの競争車は大宇自動車がプリンス-レガンザ-マグナス-トスカと、起亜車がコンコード-クレドス-オプティマ-ロチェと名前を変えて付けてきた。

イ・ヒョンソプ記者sublee@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/car/377509.html 訳J.S