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‘合併無効宣言’で画期的韓・日関係開くことこそ

登録:2009-09-16 23:03

原文入力:2009-09-16午後09:15:20
平和憲法改正穏健派 配置
‘北船舶調査法’中止させねば

キム・トヒョン記者

←和田春樹教授,キム・ヒョスン論説委員

[鳩山政権スタート韓-日関係]和田春樹/東京大名誉教授,日-朝国交促進国民協会事務局長

8・30総選挙結果は<ハンギョレ>が書いたように選挙革命に近かった。今までの自民党政治とは違う政治に変えなくてはいけないという日本国民の願いの結果だ。特に去る95年に村山談話があったが充分でない面があったので果敢に書き換えることを期待する。来年韓-日強制併合100年という絶好の機会を生かし、声明を出さなくてはいけない。 まさに‘鳩山総理談話’だ。韓国人の心をとらえるためには村山談話では解決されなかった。合併は当初から無効という韓国の主張に対して答えなくてはいけない。そのような余地があると見る。このために私は日本で努力する。

鳩山総理は客観的に直面することになる100周年問題に対し何らかの方法で答えると見る。それは韓国だけでなく北韓にも関連した問題だ。北韓側では100周年問題に対し鳩山政権が言及するならば日本側と関係改善に積極的にでることになるだろう。北韓を動かすためには一番最初に過去に対する反省が必要だ。このためには日-韓条約のように日本-北韓条約が必要だ。それは北韓にとって大きな魅力だ。

日本国民も過去とは違い新しい方向に出て行くことを期待しているから、日本のナショナリズム問題は大きな問題ではない。この問題を解決しようと思う日本の知識人らも多いと見る。年末までには歴史問題と関連した声明が出るだろう。

<朝日新聞>の去る19日の民主党立候補者に対する調査結果を見れば、憲法改正,防衛力増強,集団的自衛権行使問題などに対して穏健派が圧倒的に多い。自民党候補の中で95%が平和憲法改定に対して賛成なのに比べ、民主党候補者の中では40%であった。4年前の民主党候補者調査では70%に達した項目だ。こういう人物を選択したのが小沢一郎民主党幹事長だという点に注目する必要がある。小沢に対しては色々な評価があるが‘自民党とは違う政治’をするために、当分は穏健派を公認した。彼は戦略的な思考を持っている。対北政策と関連した問題は鳩山総理にかかっている。歴史問題・補償問題に対して積極的な考えだ。彼は軍隊慰安婦問題解決法案を提出した議員の中のひとりだった。ただし鳩山総理が北韓問題と関連して就任すれば直ちに船舶調査法案を通過させると言ってきたがこれは中止するのが良いと考える。初めから北韓との関係を悪化させてはいけない。

整理 東京/キム・トヒョン特派員aip209@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/377158.html 訳J.S