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MB政府 信用不良者 救済策‘龍頭蛇尾’

登録:2009-09-15 12:10
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/376674.html

原文入力:2009-09-14午後08:30:38
‘ニュースタート プロジェクト’ 29万人 恩恵 大声上げたが…
実効性ない政策に庶民らそっぽ…6千人余りが申請

ソン・ホジン記者

イ・ミョンバク大統領が就任直後、疎外階層保護政策だとして前面に掲げた信用不良者救済策の‘ニュースタート2008プロジェクト’が庶民が無視したままうやむやになり実効性のない即興政策であったという批判が出ている。

国会保健福祉家族委所属チェ・ヨンヒ民主党議員が14日、保健福祉家族部から受け取った‘2008会計年度歳入・歳出決算および事業説明’資料によれば、‘ニュースタート2008プロジェクト’の核心である信用回復貸与金事業の総予算3885億ウォン中186億200万ウォンのみが執行され3699余億ウォンが貸与金として使われることができなかったことが明らかになった。

一種の‘敗者復活プログラム’と呼ばれたこのプロジェクトは、昨年3月25日に発表されたもので、国民年金に加入している信用不良者らが本人の国民年金納入保険料の半分以内の範囲で貸与金を受け取り金融機関にお金を返すようにしたものだ。当時、大統領府はこのプロジェクトがイ・ミョンバク大統領の所信が反映された庶民政策だと大きく広報した。

だが国民年金加入信用不良者142万人の内、29万人が恩恵を受けるだろうという大統領府の期待とは異なり、実際には6626人だけが貸与を受けたにとどまったことが分かった。これは主に社会的ぜい弱階層の信用不良者らが老後資金である国民年金まで取り崩すことに負担を感じた上に、貸与金の一部を家賃などには使えないまま全額が金融機関に入るように強制されたために申請実績がきわめて少なかったものと分析されている。その上、大統領府発表後、福祉部が実務評価委員会を省略し政策効果点検を粗雑にした上、国民年金基金を貸与金として使うことにともなう‘基金運用計画変更案’も国会に提出しないなど手続き上の瑕疵も原因として指摘されている。

チェ議員は「イ・ミョンバク政府は庶民の要求が何かを真剣に悩み意見収斂を通じて準備された庶民政策を用意しなければならない」と話した。

ソン・ホジン記者dmzsong@hani.co.kr

原文: 訳J.S