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長官候補らを取り巻く論難

登録:2009-09-12 08:13

原文入力:2009-09-11午後11:29:16

チェ・ヘジョン記者

←長官候補者人事聴聞会日程

与野党は来る15日、チェ・ギョンファン知識経済部長官,チュ・ホヨン特任長官候補者を先頭に4日間の長官人事聴聞会日程に入る。6人の候補者を対象にした今回の聴聞会でもやはり‘常連メニュー’である偽装転入と兵役免除,論文剽窃疑惑などが主要争点となる展望だ。

■チェ・ギョンファン知識経済部長官候補者

夫人 所得あるのに3年間2重所得控除

2重に所得控除を申請したことが明らかになった。チェ・チョルグク民主党議員は11日「チェ候補者が去る3年間、勤労所得税を申告し2700万~1億8000万ウォンの所得がある夫人に対しても2重に所得控除を申請した」として「去る3年間、夫人を‘配偶者基本控除’対象に挙げ、毎年100万ウォンずつの勤労所得基本控除を受けた」と明らかにした。チェ候補者の夫人はすでに本人持分の基本控除を受けた状態であった。チェ議員は「チェ候補者が配偶者控除を再び受けたことは明白な脱税」と指摘した。これに対してチェ・ギョンファン候補者側は「実務者の錯誤だった。四日前に控除を受けた税金を全て払った」と弁明した。

子息の兵役問題も争点だ。チェ候補者の子息(25)は‘慢性閉鎖性肺疾患’で2005年に兵役免除判定(第2国民役)を受けた。しかし2003年から2005年まで米国留学を理由に徴兵検査を先送りし、チェ候補者が17代国会議員として活動した2005年に免除判定を受けたことが明らかになり、野党ではその背景に疑惑の眼差しを送っている。これに対してチェ候補者側は「息子が肺浮腫はひどく免除判定を受けた」と解明した。

■ペク・ヒヨン女性部長官候補者

‘弟子論文 共同著者’で業績誇張

自由先進党はペク候補者の‘弟子論文横取り’疑惑を提起し火ぶたを切った。去る2月、自身の指導で修士学位を受けた弟子の学位論文を韓国栄養学会の発行誌に掲載し自身を共同著者に挙げた後、その結果を自身の研究業績に含ませたという主張だ。女性部はこれに対して「自然系学科で学位論文を学生と教授の共同著者として学会誌に掲載するのは当然のこと」として「学位論文の場合、研究アイディアと実験調査計画は教授から与えられ、大部分の教授が研究費を支援を受けた研究課題の一部分として遂行されるため」と解明した。女性運動経歴のないペク候補者が、女性部長官に抜擢された背景にも疑惑の視線が集まっている。民主党はペク候補者と与党核心部との関係に注目し‘人脈検証’に出た状態だ。

■イム・テヒ労働部長官候補者

義父 地方区で2回偽装転入

去る12・13代総選挙に先立ち国会議員だった義父(クォン・イキョン前議員)の地方区である慶南山清に住所を移し偽装転入をした。キム・サンヒ民主党議員は「イム候補者が軍服務中の1984年と財務部事務官だった87年など2度にわたり義父の地方区に転入した」として「これは投票権行使のための偽装転入であり中立義務を守らなければならない公務員身分として不適切な行為」と主張した。

チェ・ヘジョン記者idun@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/376310.html 訳J.S