原文入力:2009-09-09午後07:53:32
‘水攻’ 可否には確答避ける…残る失踪者3人 遺体発見
キム・ギソン記者
ヒョン・インテク統一部長官は9日臨津江キャンプ客死亡・失踪事態と関連し「(北韓が)意図的に(黄江ダム水を放流)したと見ている」と話した。
ヒョン長官はこの日、国会外交通商統一委員会緊急懸案報告で「北韓の放流が失敗なのか、意図的なことか」というソン・ヨンソン親パク連帯議員の質問にこのように答えた。しかし彼は‘意図的放流’という発言の意味を問い詰める後続質問が相次ぎ、「意図的放流にどんな意図があるかは依然として政府で検討している」と一歩退いた。北側の‘水攻’ と決めつけはしていないことを表わしたものだ。
ヒョン長官は「北韓が無断放流を自ら明らかにした」として「(こういう次元で)これは事故が起こり失敗による放流ではなく、北韓が(自ら)意図的放流をしたこと」と話した。彼は「(北韓が)水を一度に放流すれば水騒動が起きうるということを認知した上で故意に(水門を)開いたということではないか」というチン・ヨン ハンナラ党議員の質問に「このくらいで…」と答えた。
ヒョン長官の答弁と関連してパク・ソンギュ大統領府報道官は「昨日外交安保首席が申し上げた以上は大統領府でお話することはない」と話した。キム・ソンファン大統領府外交安保首席は8日‘北側の水攻の可能性’について「さらに分析をしてみなければ正確な意図はわからない」としつつ「すべての可能性を開けておき分析中」と話した。
統一部はこの日報告資料を通じ、去る6日北側の‘臨津江放流’がなされたところは非武装地帯北方27km地点の黄江ダムであり、今年2月貯水容量3億～4億立方M規模で完工したと明らかにした。国防部も国会報告資料で北側の事前通報なき‘無断放流’事例が2001年3月から今回まで7回に達すると明らかにした。
臨津江事故現場指揮本部はこの日イ・トゥヒョン(40),ペク・チャンヒョン(38)氏とイ・ヨンテク(8)君など残っていた失踪者3人の遺体をすべて発見したと発表した。キム・ジウン,ソン・ウォンジェ記者,漣川/キム・ギソン記者mirae＠hani.co.kr
原文: 訳J.S