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10月補欠選‘頭痛’

登録:2009-09-08 13:18
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/375426.html

原文入力:2009-09-07午後07:37:02
ハンナラ, 梁山 パク・ヒテ当選 自信なく
民主, 安山常緑乙‘野党圏分裂’悩む

ソン・ホジン記者,チェ・ヘジョン記者

与野党が‘10・28’再補欠選挙を50日後に控え‘慶南梁山’と‘安山常緑乙’公認問題で頭を痛めている。

ハンナラ党は自党の票田である嶺南で行われる梁山選挙を最大の勝負所に挙げる。だが状況は容易ではない。7日パク・ヒテ代表が代表職を辞退し梁山に下り‘義理’と‘実利’の間で択一しなければならない指導部の悩みも深まっている。与党代表まで務めた方を投げ出そうものなら‘義理がなく薄情だ’という批判が出てきかねず、それでも勝利の可能性を無視したまま無計画に公認を与えられない役割というのが党関係者たちの話だ。ある親イ直系議員は「パク代表が大統領選挙候補者党内選挙の当時、選挙対策本部長を引き受けイ・ミョンバク政府の誕生に寄与したことは事実」としつつ「前回総選挙に続き補欠選公認でも脱落させたならば国民から‘義理がない’という批判を受けるだろう」と打ち明けた。

だが当選の可能性だけについてみればパク代表はかなり不利な状況だ。最近、党の頭脳集団である汝矣島研究所世論調査でパク代表の‘成績’はそれほど良くなかったと伝えられる。当初、パク代表を積極的に助けるという意向を明らかにしていた親パク側も傍観傾向に背を向けた。親パク指向の無所属ユ・ジェミョン候補がこの日入党し、公認を申請したのも変数として浮上した。ハンナラ党公認審査委員会は8日世論調査方法を定め候補面接を行う予定だ。

安山常緑乙は首都圏激戦地という象徴性のために、民主党が絶対落とせない所だ。しかし予備候補(5人)が多数だが安心できる‘勝利カード’が見当たらないばかりか、全野党陣営候補間‘分裂’の兆しまで見えるのが民主党としては悩みの種だ。

昨年の18代総選挙で苦杯をなめた言論人出身キム・ジェモク地域委員長が票田を固めてきた所へ15・16代議員を務めたキム・ヨンファン前科学技術部長官が飛び込んだ。安山で長く市民運動をしてきた上に政策能力を認められるユン・ソクキュ前大統領府行政官とイ・ヨンホ前議員も最近公認競争に加わった。ある当局者は「常緑乙が安山で相対的に保守的投票層が集まっている所なのに加え、まだ候補の中に競争力が明確な人物も見られない」と話した。こうした事情のためにアン・ヒジョン最高委員‘選出論’が提起されたが、忠清圏で基盤を固めてきたアン最高委員が地方区を移すことに負担を感じる上に世論調査でも波及力のある支持率が出てこないと分かった。

進歩新党・民主労働党などの支持を受けるイム・ジョンイン前議員が無所属出馬を公言していて、野党圏票が分散する可能性があるという点も民主党の悩みだ。民主党関係者は「安山地域に行ってみると民主党候補とイム前議員が一緒に出てくれば与党に苦戦する雰囲気」と伝えた。

ソン・ホジン,チェ・ヘジョン記者dmzsong@hani.co.kr

原文: 訳J.S