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専門家たち “洛東江再生事業 環境評価 不良”

登録:2009-08-31 21:30
https://www.hani.co.kr/arti/society/environment/374123.html

原文入力:2009-08-31午後07:11:46
政府 草案検討後 強い批判
“水質展望あまりに楽観的”

チェ・サンウォン記者

4大河川事業に対する政府の環境影響評価が‘不良の塊り’という専門家たちの指摘が出た。

ヤン・ウンジン慶南大教授(環境工学)らは31日、慶南,昌原で開かれた‘洛東江再生事業 環境影響評価書(草案)’ に対する検討結果発表会で「必要もなく意味もない評価書」として「不良の塊りそのものである環境影響評価をやり直さなければならない」と主張した。

国土海洋部は最近4大河川事業と関連して ‘洛東江再生事業環境影響評価書(草案)’ を作り住民説明会等を通して公開した。

ヤン教授はこの日の発表会で「飲料水は絶対的生活必需品であるから上水源の水質展望は最悪の場合を想定するべきだが、評価書の水質展望は過度に楽観的であり信頼しがたい」と指摘した。

彼はまた「洛東江整備をする場合、春秋には藻類繁殖が激しくなり上水源機能を失うこともありうるが、評価書ではこういう問題を検討していなかった」と付け加えた。

パク・ヒョンゴン晉州産業大教授(環境工学)も「最近数年間、8日間隔で洛東江の水質と流量を測定した資料が環境部などで管理されているのに、評価書は実測調査資料として4~5年前の資料を使っている」として「不良作成された報告書だという証拠」と主張した。

パク・ジェヒョン仁済大教授(土木工学)は「同時多発的に工事が進行中の洛東江で洪水が発生する場合とか、事業が終わった後に起きる環境変化の問題などに対して全く検討しなかった」として「政府が本当に自信があるならば単に環境影響評価を急いで終わらせるのではなく,国民が納得できる解決法や代案まで提示しなければならない」と強調した。

チャン・サンファン慶尚大教授(経済学)は「洛東江の貯水量が増えれば霧や霜の発生が増え日照量が減り、周辺住民の健康と農作業に悪影響を及ぼす恐れがある」として「それでも人口,住居,産業分野に対しては現況だけを調査し影響を調査しなかった」と指摘した。

昌原/チェ・サンウォン記者csw@hani.co.kr

原文: 訳J.S