原文入力:2009-08-21午後07:50:43
教授会 “堰の増設は時代錯誤”
ソンチェ・ギョンファ記者
政府がいわゆる‘4大河川再生’事業のために4大河川に20ヶ所余りの堰を設置する計画をたてたが、4大河川を生かすためにはむしろ既に設置されている河口堰やダム,堰をなくさなければならないという指摘が出た。
大韓河川学会と運河反対全国教授会は21日、ソウル,鍾路区,楼下洞の環境財団で‘4大河川事業関連記者懇談会’を開き、この間相対的にあまり知らされなかった錦江・栄山江再生事業の問題と対策について議論した。この日 ‘政府の錦江再生の根本問題と対策’ を発表したホ・ジェヨン大田大土木工学科教授は「錦江河口堰は川の水を農業用水として利用するために作ったものだが、現在は利用率が非常に低い」として「生態系を生かすために錦江河口堰をなくすことを積極的に検討しなければならない」と話した。ホ教授は「錦江は他の河川に比べ生態系が良い方なのに、堰を設置し生態系を生かすというのは辻褄が合わない」として「堰とダムを無くさなければいけない時代に数兆ウォンをかけて堰をさらに設置するというのは時代錯誤的な政策」と憂慮した。
この日、司会を担当したイ・ウォンヨン水原大都市不動産開発学科教授も「八堂ダムの本来機能は‘洪水調節’であるが、今は全く機能がないと検証された」として「こういうダムも取水源多様化を通じてなくす方向に行かなければならない」と話した。イ・ソンギ朝鮮大環境工学科教授は栄山江と関連して「海水と川の水が河口で互いに出会ってこそ生態系が元気になる」として「オランダなど先進国は運河に設置された堰をなくす傾向」と話した。イ教授は「栄山江の堆積土を分析した結果、汚染度は米国環境庁の汚染基準にはるかに至らなかった」として「水質改善のために栄山江浚渫が必要だという政府の論理は不適切だ」と指摘した。
ソンチェ・ギョンファ記者khsong@hani.co.kr
原文: 訳J.S