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政府 “ヒョン・インテク統一-北弔問団 本日 会合”

登録:2009-08-22 07:09

原文入力:2009-08-22午前02:33:20
“時間・場所協議中”…現政府スタート後初めての高位級会合
“大統領府 礼訪 未定”…キム・ギナム ‘誰とでも会う’ 積極的

イ・ヨンイン記者,イ・ジェフン記者

←金正日北韓国防委員長の‘特使弔意訪問団’として南側に来たキム・ギナム労働党中央委員会秘書(白い頭)とキム・ヤンゴン労働党統一戦線部長(左端)等が21日午後、国会,金大中前大統領の公式葬儀室で弔問した後、遺族の方へ歩いていっている。これらが高麗航空機に積んできた花輪(右端)には“故金大中前大統領を追慕して,金正日”と書かれた帯がかかっている。 イ・ジョンチャン選任記者rhee@hani.co.kr

ヒョン・インテク統一部長官と北韓側 ‘特使弔意訪問団’が22日に面談をすると発表された。イ・ミョンバク政府スタート以後、南北高位級当局者の会合は今回が初めてだ。先立ってキム・ギナム労働党中央委員会秘書とキム・ヤンゴン労働党統一戦線部長など金大中前大統領弔問のための北韓の‘特使弔意訪問団’ 6人が21日ソウルを訪問し国会に用意された葬儀室で弔問をした。

統一部当局者は21日夜、記者らと会い「現長官と北側弔問団が22日午前に会う方向で協議が進行中」として「時間と場所は実務協議中」と明らかにした。ヒョン長官は、北側弔問団の中で金正日国防委員長の核心側近で北韓の対南戦略を総括するキム・ヤンゴン部長などと会う可能性が高く見える。

イ・ミョンバク大統領と北側弔問団の面談成功の可能性と関連して、統一部当局者は「大統領府礼訪日程はまだ決まったことがない」と話した。金正日国防委員長の委任を受けて来た特使資格の北側弔問団がイ大統領と面談の可能性がないと判断される場合、ヒョン長官との面談日程を取り消し北に帰る可能性も排除できないと南北関係に精通したある消息筋が伝えた。

先立って北側弔問団は国会葬儀室で弔問を終えた後、ソウル,麻浦区,東橋洞の金大中図書館を訪問し金前大統領の夫人イ・ヒホ氏に会った。キム・ギナム秘書はこの席で「金前大統領が生前に民族のために多くの仕事をされた。金前大統領がなされたことを遺族がよく続けさせられるように願う」という金正日国防委員長の話を伝えた。これに対しイ・ヒホ氏は「金前大統領は亡くなったが民族和解と統一が実現されれば地下でとても喜ばれるだろう」と答えた。この席に同席したパク・チウォン民主党議員は「キム・ギナム秘書が ‘誰とでも会う。会って話そう’ と話した」と紹介した。

北側<朝鮮中央通信>はこの日、弔問団が平壌を出発した便りを速かに伝えた後、‘金正日国防委員長の委任による特使弔意訪問団’と規定した。これに伴い弔問団が金委員長の口頭メッセージなどを持って来たのでないかという観測も出てきている。

弔問団のソウル訪問に合わせソウル~平壌直通電話もこの日午前11時5分に開通した。先立って北側は20日、直通電話設置を南側に要請した。北側の直通電話開設要求は弔問団のソウル訪問中、南北高位当局者間対話の可能性に備えたものと見られる。北側弔問団一行はソウル市内のあるホテルで一泊し22日午後2時に北に戻る予定だ。

イ・ヨンイン,イ・ジェフン記者yyi@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/372525.html 訳J.S