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‘チャン・ジャヨン事件’有力人物 検察も“疑惑なし”終結

登録:2009-08-19 21:51

原文入力:2009-08-19午後07:53:28
キム・ギソン記者

性上納と酒席強要などに関する文書を残し自殺したタレント故チャン・ジャヨン(29)氏事件と関連して、検察に送検された有力人物らがただ1人も起訴されないまま捜査が終結した。

水原地検城南支庁刑事3部(部長 キム・ヒョンジュン)はチャン氏所属会社の前代表キム・某(40)氏を暴行および脅迫疑惑で、前マネジャーユ・某(29)氏をキム氏に対する名誉毀損疑惑で、各々不拘束起訴したと19日明らかにした。しかし検察はキム氏に適用された接待強要,業務上横領,強制醜行致傷などに対しては‘証拠がない’として‘無嫌疑’処分した。特に検察は強要罪共犯疑惑などで捜査を受けたりチャン氏遺族たちから告訴された<朝鮮日報>高位役員をはじめとして、金融家,ドラマ監督,企業家,インターネット報道機関代表など有力人物10人に対しても証拠不足や犯行不成立などを理由に全員を無嫌疑処分として捜査を終結した。

検察はこの日「キム氏と強要罪共犯疑惑と関連して3回以上酒席に同席した事実があらわれ、警察が立件した証券会社理事,企業代表,ドラマ監督,金融家など5人をはじめ文書に議論され(遺族たちが告訴した)報道機関代表など3人は証拠が不十分で無嫌疑処分した」と明らかにした。検察は「チャン氏文書が抽象的に作成され具体的被害情況が把握されず、特別な問題意識なしに慣行的に行為をした当事者らの記憶が薄れており客観的資料も大部分滅失された」として「警察が強要罪など実体と多少距離があるとみられる罪名を選択したことは、事件に対する国民的関心度,故人に対する同情世論を考慮し積極的に捜査しようと考えたことに起因する」と明らかにした。

警察は先月10日、事件捜査対象者20人の中で7人を起訴意見とし、残り13人を不起訴意見または取調べ終結したまま検察に事件を送検した。一方、文書を報道しチャン氏遺族の名誉を傷つけた疑惑を受けた<韓国放送>記者とチーム長など2人は無嫌疑処分を受けた。

城南/キム・キソン記者player009@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/372121.html 訳J.S