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放文振‘MBC揺さぶり’本格化

登録:2009-08-19 21:00

原文入力:2009-08-19午後07:44:32
理事会で経営陣・プログラム改編 質疑吐き出す
労組“占領軍の斬りこみ 始まった”強力反発

イ・ムニョン記者,パク・チャンソプ記者

←オム・ギヨン<文化放送>社長(先頭)をはじめとする経営陣が19日午前、文化放送経営現況報告のためにソウル,汝矣島,栗村ビルディング6階の放送文化振興会を訪問している。 聯合ニュース

新しく構成された放送文化振興会理事会が‘<文化放送>(MBC)揺さぶり’手順を踏み始めた。放文振は19日文化放送役員らから現況報告を受ける定期理事会の席で経営陣交替と労組瓦解および‘問題プログラム’改編企図と読まれる‘意図性濃厚な’質問を吐き出した。文化放送労組は「占領軍の斬りこみが始まった」として強く反発した。

‘放文振の新理事らがMBCを政権の口に合うように作り変えようしている’という憂慮は、放文振がこの日理事会開催に先立ち経営陣に送った質問書で現実化された。理事会は今年前半期394億ウォンの赤字など経営不良を追及し、オム・ギヨン社長を狙った攻撃的質問を浴びせた。理事会は新放文振構成後、オム社長が社内電子メールで社員らに明らかにした「どの政派にも揺れずに正道を行く」という発言に対して「この間どの政派と勢力に揺れたと自評するか」と問い詰めた。理事会はまた‘PD手帳’を‘わい曲報道’と規定し、巨額の訴訟が提起される場合に製作陣に求償権を請求するのか尋ねた。「経営陣はどんな責任を負わなければならないか」として番組論難を口実に経営陣交替を押し通すことも可能だということを示唆した。

番組介入と労組影響力弱化を意図するような質問も相次いだ。理事会は双龍車ストライキを扱った時事番組がストライキ労働者に過度に焦点を合わせたとし、製作自律権侵害性の質問をするかと思えば、労組の経営権・人事権・編集権侵害事例を明らかにするとし、労組に向けた反感を表わした。

直ちに文化放送労組はこの日午前特報を出し「あたかもイ・ミョンバク政権が雇用した便利屋センター職員が作成した質問書のようだ」として「労組活動を遮断し番組にいちいち干渉し、自身の気に入らなければ責任者を切り捨てるという放文振のMBC占領方式は時代錯誤的」と批判した。この日労組員20人余りは理事会会場(汝矣島,栗村ビルディング)前で「悪意的質問意図を明らかにせよ」として抗議デモを行った。

反面、キム理事長は<ハンギョレ>と行った通話で「この間MBCを眺める批判的な視線があり、MBCが色々と揺れているからこれを正そうという観点で行った質問」として「(PD手帳など)番組存廃や時間移動は経営陣の役割だが、デスクをまともに見られない構造や虚偽事実を流布した製作陣の問題は指摘することができる」と明らかにした。

イ・ムニョン,パク・チャンソプ記者moon0@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/372108.html 訳J.S