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政府, 今週 北に赤十字会談 提案方針

登録:2009-08-19 11:48
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/371894.html

原文入力:2009-08-18午後09:34:01
秋夕前 離散家族対面 成功のためには‘時間切迫’
赤十字チャンネル 昨年11月切れ…意思伝達形式 苦心

クォン・ヒョクチョル記者

政府は現代グループと北韓,朝鮮アジア太平洋平和委員会が17日合意・発表した秋夕前の離散家族対面成功のために南北赤十字会談開催を今週中に北韓に先に提案する方針だ。

政府が北側に会談開催を先に提案することにしたのは離散家族対面行事前例に照らしてみる時、行事を準備する時間にゆとりがないという判断が作用した。政府関係者は18日「南北が対面候補者名簿をやり取りし生死を確認することだけで通常20日ほどかかるなど、行事準備に2ヶ月内外が必要だ」として「秋夕前に対面がなされるためには遅くとも来週には南北赤十字会談を持ち、対面日程,規模などで合意しなければならない」と話した。政府は来週にも南北赤十字会談を持とうとすれば今週の会談提案が避けられないという判断だと知らされた。

だが政府のこういう内部判断および動きと異なり、公開方針は多少慎重だ。イ・ジョンジュ統一部副報道担当者はこの日ブリーフィングで「離散家族対面問題は秋夕前に行うことで(現代と北韓が)合意をしてきただけに履行されるように優先的に努力していくという立場」としつつ「赤十字会談提案などを検討しているが、現在時点で提案時期や開催時期などは確定していない」と明らかにした。‘離散家族対面を準備する時間が足りない’という指摘に対して、イ副報道担当者は「今までの経験と慣例があるので、必要な協議を早く進行すれば無理なく行うことができるだろう」と明らかにした。

政府は板門店南北赤十字チャンネルが昨年11月北側によって切られ、赤十字会談開催通知文を北側に伝達するチャンネルを探すことに苦心している。政府は南北軍通信線,海事当局通信,駐中国大使館,開城工業団地や金剛山窓口を通じた迂回伝達などの色々な伝達方案の適正性を多角的に検討している。

政府関係者は「現在生きている南北軍通信線や海事当局間通信チャンネルは離散家族対面とは性格が合わない」として「外国にある南北公館を利用した会談提案方法は南北当局間の対話再開効果を期待できるが、離散家族対面という民族内部問題を外交問題のように扱うことになるという指摘がありうる」と話した。

南北赤十字当局が合意するならば離散家族対面は前例に照らして2泊3日日程で金剛山離散家族面会所で開かれるものと見られる。昨年7月に完工した金剛山離散家族面会所には会談施設,対面施設,離散家族客室などが揃っており、今すぐにでも使用できる状態だと知らされた。この面会所はイ・ミョンバク政府スタート以後、南北関係が悪化し離散家族対面がなされず今まで一度も使われたことがない。

クォン・ヒョクチョル記者nura@hani.co.kr

原文: 訳J.S