hankyoreh

記事入力:2008-11-28午前12:13:08
DJ,民主労働党カン・キガプ代表に会い…“広範囲な民主連合結成”要求
カン・ヒチョル記者

←金大中前大統領

金大中前大統領が「イ・ミョンバク政府が南北関係を意図的に破綻させようとしているが成功はできないだろう」と強い語調で批判した。
金前大統領は27日訪北結果説明のため自宅を訪ねたカン・キガプ民主労働党代表などに会った席で「今、流れは10年前の時代に全体の流れが逆転する過程にある」としてこのように話した。

金前大統領は悪化の一路を辿っている南北関係と関連し「‘核を放棄すれば助けてやる」というイ・ミョンバク政府の「非核・開放3000」は結局、去る6年間失敗し破綻の道を辿ったブッシュの政策と同じこと」としながら「ブッシュ大統領も成功できなかった。イ・ミョンバク政府はどういう手を使っても逆行はできない」と対北政策の基調変更を強力に促した。

彼は最近問題になった対北ビラ散布との関連でも「(6・15宣言などで)相互誹謗をしないことを南北が約束した。にも関わらず(ビラを散布したことは)私たちが約束を破ったこと」としながら「政府が(誹謗を)しなければ民間は(誹謗を)してもかまわないというのが合意なのか。人を愚弄する話だ」と語った。

金前大統領は「民主主義の危機が来ており、とても心配しているけれど絶望はしない。一時的な反動はあるだろうが絶対後退はない」として「民主労働党と民主党,市民社会団体が固く手を握り広範囲な民主連合を結成して逆走行を阻止する闘争をするならば必ず成功するだろう」と野党共闘と広範囲の民主連合を促した。

彼は引き続き経済危機の解決法として「重要なのは景気回復、お金が回るようにすることだが、その金が持てる者の手に行くのでなく下(庶民層)に行くようにしなければならない。非正規職雇用問題,(脆弱階層の)基礎生活保障などとしてお金が回るようにしなければならない」と強調した。 カン・ヒチョル記者 hckang＠hani.co.kr