原文入力:2009-08-14午前02:15:06
双龍車労働者・家族“深刻な後遺症”
‘過剰暴力’警察・使用側 告訴する計画
キム・ミンギョン記者,カン・ジェフン記者
←双龍車労組員ら(左側顔を隠した人々)が13日午前ソウル,汝矣島の国会議員会館で民主労総と民主社会のための弁護士の集いなど市民・社会団体主催で開かれた‘双龍自動車殺人鎮圧真相報告および被害者証言大会’で帽子とマスクで顔を隠しても自分たちが明らかになることを警戒して衝立の後に座り警察と用役,会社側の無差別過剰鎮圧に対する真相と被害を証言している。 カン・ジェフン選任記者khan@hani.co.kr
“家族で外出したがヘリコプターの音が聞こえると私は子供の手を離して建物内に入ってドアの後に隠れました。妻と子供たちが戸惑った顔で私を見つめたのです。私がなぜこうなってしまったのかと思います。”
京畿平沢市,七槐洞の双龍自動車平沢工場で77日間篭城したK氏は13日午前、ソウル,汝矣島の国会議員会館小会議室で開かれた‘双龍自動車殺人鎮圧真相報告および被害者証言大会’でこのように‘今も残る苦痛’を訴えた。この日の行事は‘自動車産業の正しい回復のための汎国民対策委員会’,‘双龍自動車暴力鎮圧野4党共同調査委員会’,民主社会の為の弁護士の集い(民主弁護士会)等が共同で開いた。
この席でストライキ労働者とその家族たちは篭城期間中に起きた会社側の水・ガス中断,医薬品搬入禁止,警察と会社職員の暴力だけでなく篭城解除以後の後遺症を吐露した。‘双龍自動車家族対策委員会’会員のクォン・ジヨン(36)氏は「走り去る救急車のサイレンの音が聞こえただけでも恐ろしがる夫を見る度に、いつまで苦痛と傷を抱いて行かなければならないのか絶望を感じる」と涙声で話した。
イ・サンユン人道主義実践医師協議会事務局長は「ストライキ労働者と家族たちは典型的な急性ストレス反応を示している」として「長く持続すればうつ病や激しい不安・恐怖に苦しめられることがあるので長期的な対策が必要だ」と指摘した。
人権団体連席会議と民主弁護士会の真相報告も続いた。人権団体連席会議のキソン活動家は「会社は医療スタッフ出入りを止め、水とガスを切るなど基本権を侵害し、警察は発ガン物質が入った催涙液,ティザー銃などの過剰暴力を行使した」と話した。
クォン・ヨングク弁護士は「警察が強制鎮圧過程で見せた退路のない鎮圧,無差別殴打,催涙液とスタンガン・多目的発射機などの使用は業務上過失致傷罪と暴力行為などの処罰に関する法律違反,警察官職務執行法違反などに該当する」と指摘した。
クォン弁護士は「ストライキ労働者など64人は拘束された反面、警察と会社職員は誰も処罰を受けなかった」として「公正性と公平性を喪失した処罰は法治主義に反する」と批判した。
民主弁護士会などは具体的な被害事例を収集した後、来週にも警察と会社を相手に民事・刑事訴訟を起こす計画だ。この日主催側は警察の無分別な催涙液散布とティザー銃使用に対する謝罪および責任者処罰,拘束労働者釈放などを政府に要求した。
キム・ミンギョン記者salmat@hani.co.kr,
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/371096.html 訳J.S