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地方選挙‘4大河川 逆風’ぶつかるかも

登録:2009-08-14 00:03
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/371084.html

原文入力:2009-08-13午後11:31:58
与党議員ら“民心悪化・野党攻勢で来年選挙 大変だ”
最大恩恵 洛東江地域でも予算偏重 指摘相次ぎ

ソン・ヨンチョル記者,シン・スングン記者

ハンナラ党で4大河川再生事業を巡る議論がより一層強まっている。党指導部は緘口令を発したものの連日甲論乙駁が続いている。予算の効率性について始まった論議はついに来年の地方選挙に及ぼす逆風を憂慮する水準まで高まっている。

13日釜山で開かれた釜山・慶南地域党政懇談会で議員たちは地域世論を土台にいっせいに4大河川事業に関する憂慮を表明した。アン・ホンジュン議員は「4大河川事業は重要だが、これは国民の皮膚に直接触れる事業ではない」として「まさかとは思うが4大河川事業のために地域のすべての人々が利用する南海岸高速道路事業が支障をきたしてはならない。4大河川事業を5~6年遅らせても既存社会の間接資本建設は当初計画に合わせるようにしなければならない」と話した。クォン・ギョンソク議員も「今地域で4大河川再生予算のために鉄道など他の社会間接資本建設予算が減ったという大きな声がずっと聞こえているが、これに対する対策をたてなければならない」と指摘した。4大河川事業予算の半分が投与される洛東江水路だということで‘最大恩恵地域’として挙げられてきた釜山・慶南ですら事業の効率性と緊急性に対する疑問が提起されたのだ。

首都圏議員たちもそうでなくても好意的でない民心が4大河川事業のせいでさらに悪化しないだろうかと憂慮している。あるソウル地域の初当選議員は「ソウル首都圏地域の議員たちは4大河川予算のせいで福祉・社会安全網関連予算が減り、この問題が浮上すれば結局、来年地方選挙を行うことも難しくならないだろうかという憂慮が少なくない」と話した。また別のソウル地域初当選議員も「4大河川再生予算24兆ウォンの内、洛東江流域予算が半分の12兆ウォンも占めるが、4大河川事業から疎外された忠清と江原地域について政治的にもっと配慮しなければならない」として「そのようにしなければ来年の地方選挙で野党がこの問題とともに福祉予算縮小問題などを集中的に提起する場合、選挙が容易ではない」と話した。ある最高委員も「事実有無を別にして福祉予算や地域社会間接資本予算が4大河川事業のために減ったと野党が攻撃し始めれば解明するのがかなり複雑になる」として「それでも政府で4大河川事業を縮小する兆しも見られないので本当にやり切れない」と話した。

ソン・ヨンチョル,シン・スングン記者sychee@hani.co.kr

原文: 訳J.S