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統一部 来年 南北協力基金 774億ウォン削減

登録:2009-08-11 09:56
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/370580.html

原文入力:2009-08-11午前06:41:07
8013億ウォン->7239億ウォン…離散家族交流支援金も7億ウォン 減
北 情勢分析には110億ウォン 新規策定…南北関係 悪影響憂慮

キム・ジウン記者,ソン・ウォンジェ記者

統一部が来年予算案で南北交流のための南北協力基金配分は大幅に減らす反面、対北情報収集・分析と国内事業予算は大きく膨らませる方針だと確認された。ヒョン・ジョンウン現代グループ会長の北韓訪問で転機を迎えた南北関係に否定的な影響を及ぼす恐れがあるという指摘が出ている。

統一部が10日国会で開かれた2010年統一部予算関連実務党政会議に提出した予算案によれば、米と肥料など対北人道的支援のための南北協力基金配分額は8013億ウォンから7239億ウォンに774億ウォン減った。また社会文化交流支援金は87億ウォンから67億ウォンに20億ウォン,離散家族交流支援金は76億ウォンから69億ウォンに7億ウォンが今年より減った。反面‘特化事業’として指定された16ヶ事業予算は588億ウォンから1216億ウォンに大きく膨らんだ。特に北韓関連現場情報収集管理,北韓情勢指数開発などを詳細内容とする北韓情勢分析インフラ構築事業には110億ウォンが新しく策定された。北韓離脱住民定着支援強化基金にも150億ウォンが配分された。

ホン・ヤンホ統一部次官は冒頭発言で「この間(対北支援事業などのための)南北協力基金ばかりが統一部予算と認識されてきたが、(来年には)主に対内統一事業に力点を置くことにした」として「対内的統一教育や北韓離脱住民,北韓情勢分析インフラ構築事業などに相当多くの部分の一般予算を当局に要請し審査している」と明らかにした。

統一部実務当局者は「人道的支援のための基金が減ったのは米穀の国際相場が昨年より下がったため」として「社会文化交流と離散家族交流支援金も昨年と今年の執行実績が低調な点を考慮したもので、事業が活性化すれば余裕資金から転用が可能だ」と話した。

しかしホン・ジョンウク ハンナラ党外交通商統一委員会委員は「統一部固有機能の対北交流支援金削減は対内外的にとても否定的なメッセージを送ること」として「南北経済協力規模や対北交流関連予算を削減するのは再検討が必要だ」と話した。 キム・ジウン,ソン・ウォンジェ記者mirae@hani.co.kr

原文: 訳J.S