本文に移動

ペ・ソクキュYTN代表 報道局長 辞退要求

登録:2009-08-06 11:38
https://www.hani.co.kr/arti/society/media/369662.html

原文入力:2009-08-05午後07:37:31
労組“組織掌握 意図”反発

イ・ムニョン記者

ク・ボンホン社長の辞任により4日から社長職務代行を引き受けたペ・ソクキュ<YTN>代表理事(専務)が報道局長をはじめとする室・局長ら(7名)に職務辞退を要求し労組が“報道局および組織掌握の意図”だとして猛反発している。

ペ代表は5日午前、初の室・局長会議を主宰した席で「新しい体制確立のために室・局長らに職務辞退願いの提出を要求した」とYTNが明らかにした。

直ちに労組は「組織を掌握し幹部を線引きするという意図」として鋭く対立した。特に辞退願い提出対象に選出職である報道局長を含ませたことについて「報道局長を飛ばしたり、報道局長を操り人形とする役割をペ専務が自認した」として強い憂慮を表明した。労組はこの日声明を出し「労使協約により任期(1年)が保障されている報道局長を揺さぶる場合、労組は即刻実力行使に出る」として「あたかも社長にでもなったように行動せずに、今後の社長公募に出ないという立場から明確に明らかにせよ」と要求した。チョン・ヨングン現報道局長は今年1月、YTNが放送通信委員会の再承認保留事由(人事不服従)を解消するために労使合意で行った選挙を通じて選出された。

労組はペ代表の職務辞退要求に‘社長職を固めるための組織掌握目的’という疑惑の視線を送っている。経営空白を最小化し新社長選任任務を遂行しなければならない職務代行の初めての行動と見るには「尋常でない動き」という理由からだ。

ク前社長の慶南高後輩でYTNニュース総括部長および子会社<YTNメディア>社長などを歴任したペ代表は、昨年11月専務理事として赴任したがク前社長よりさらに強硬な‘反労組’指向を示し労組と摩擦を起こしてきた。ペ代表はこの日、室・局長会議でも「長い間の労使紛糾過程で会社の規律が崩れ落ちた。幹部らが崩れた規律を正せなければ会社の生存を担保することはできない」と話し、今後の労組との緊張関係を予告した。ノ・ジョンミョン労組委員長は「ペ専務はYTNの労使和合を導く人物とはなりえない」として正式社長になろうとする場合は反対闘争に出ると明確にした。

イ・ムニョン記者moon0@hani.co.kr

原文: 訳J.S