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日本,新しい歴史教科書をつくる会‘わい曲教科書’採択 拡散

登録:2009-08-05 09:45
https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/369529.html

原文入力:2009-08-04午後08:45:29
横浜市立中 半分 決定…‘自由社’版 初採択

キム・トヒョン記者

日帝の韓半島植民支配を美化するなど侵略戦争肯定史観を展開している日本右翼集団の‘新しい歴史教科書をつくる会’(つくる会)関連教科書の採択が広がっている。

横浜市教育委は4日、来年春から使う中学校歴史教科書採択会議を開き、全体18区中8区で新しい歴史をつくる会が編纂した自由社版歴史教科書を使うことを決めた。これに伴い横浜市内145ヶ市立中学校の内、71ヶ所の1学年2万5千人が新しい歴史をつくる会教科書を2年間使うこととなった。今回の横浜市のつくる会教科書採択は教育委単位ではこれまでで最大規模だ。

今田忠彦 横浜市教育委員長は「日本人に生まれたことを悲しくさせるような教科書は絶対にいけない」として「自由社教科書はとても理解しやすく先祖がどのように暮らしてきたのかを深く扱っている」と話した。つくる会関連教科書中、自由社版が一線学校で教材に採択されたのは今回が初めてだ。これに先立ち東京都,杉並区など5ヶ所の教育委では扶桑社版つくる会教科書を採択した。4年前の2005年全国中学校歴史教科書中、つくる会の採択率は0.4%に過ぎなかったが、現在の趨勢ではこれより高まるものと見られる。

つくる会の中では何年か前から執筆路線を巡って内紛が発生し、既存の扶桑社版に対抗し自由社版が別に独立し、去る4月文部科学省の教科書検定を通過した。しかし編集方向と内容はほとんど同様だ。自由社版中学校歴史教科書は扶桑社版歴史教科書と同様に江華島事件の挑発主体と目的,経緯を隠し、日本の韓国侵略意図を故意に否定し、韓半島の地政学的位置に基づいた韓半島威嚇説を強調し韓国に対する侵略と支配を合理化しようとしたという批判が提起されている。

東京/キム・トヒョン特派員aip209@hani.co.kr

原文: 訳J.S