原文入力:2009-07-28午後11:24:12
アン・サンス, 放棄表明、またひっくり返す
‘民心捉えようと偽りアクション’の指摘も
ソン・ヨンチョル記者
ハンナラ党が28日非正規職法施行猶予案の放棄を示唆し半日後にこれを否認する騒動を起こした。
アン・サンス ハンナラ党院内代表はこの日午前、国会で開かれた院内対策会議で非正規職法と関連して「猶予案に執着せずタスクフォースを作り根本的な解決に出る」として「今週労働部と党政会議を開き根本対策準備に着手する」と話した。これはすぐにこの間ハンナラ党が主張してきた‘非正規職法施行1年6ヶ月猶予’を放棄するという意だという解釈を産んだ。チョン・セギュン民主党代表は「政府・与党が非正規職雇用期間延長や法施行を猶予するような偏向した主張をしてきたが、ようやくまともな精神状態になったようだ」として歓迎した。
すると、アン院内代表はこの日午後あたふたと記者会見を自ら要望し、「猶予案を放棄するということではない」として、積極的に鎮火に出た。アン院内代表は「既存党論である法施行1年6ヶ月猶予をそのまま維持しつつ非正規職法関連タスクフォースチームを作り根本的問題解決も同時に行うという意味」と話した。だがキム・ソンジョ政策委議長は<ハンギョレ>との通話で「ひとまず法施行1年6ヶ月猶予は党論だが、新しい非正規職法改正案を用意する過程でより良い代案があるならばこれを再検討することができる」としてアン院内代表と少し違った気流を伝えた。
これに対して党内外ではハンナラ党が事実上1年6ヶ月猶予案が貫徹されにくい現実を知りながら、今後民主党との交渉でカードとして使おうと表面的にこれを守る姿勢を取っているのではないかという分析が出てきている。
ソン・ヨンチョル記者sychee@hani.co.kr
原文: 訳J.S