原文入力:2009-07-24午後07:15:43
[言論法‘不正投票’後暴風]チェ・サンジェ言論労組委員長
クォン・クィスン記者,シン・ソヨン記者
←チェ・サンジェ言論労組委員長
“言論法は否決された。私たちがこの戦いで勝った。”4日間ストライキを率いて“言論悪法廃棄”を声を限りに叫んだために、喉がひどくかすれたチェ・サンジェ全国言論労組委員長から出てきた最初の言葉は“勝利”だった。
言論法闇討ち処理以後、怒声で政権退陣運動を叫んだことを勘案すれば意外だった。言論労組は25日、言論法阻止のためにストライキに出て5日ぶりにストライキを暫定中断した。ハンナラ党の職権上程と再投票,代理投票などで汚された闇討ち処理は源泉無効なので‘言論法阻止’というストライキの目的が達成されたとのことが言論労組側の判断だ。
チェ委員長は24日<ハンギョレ>と行った電話インタビューで「闇討ち処理は明白に違法であり当然廃棄されると確信する」と明らかにした。彼はストライキ中断について「否決された言論法を適法だと言い張るハンナラ党とイ・ミョンバク政権、これを煽る朝鮮,中央,東亜日報に向けた新しい闘争を展開するための戦術転換」と語った。
“報道・総合編成チャンネルの外国資本許容は国益背信
政権の反民主・不法性は国民が容赦しない”
彼は「言論法処理過程であらわれた政権の反民主性に国民が共感している」として、言論労組次元でなく野党・市民社会団体と手を握り戦い抜くことを確認した。言論悪法廃棄運動,イ・ミョンバク政権退陣運動,ハンナラ党解体運動,表決議員落選運動,朝鮮,中央,東亜日報購読打ち切り運動,朝鮮,中央,東亜日報広告不買運動など5大実践運動もたてた。業務に復帰する25日から紙面と画面を通じた‘報道闘争’のみならず直接市民と接触する‘街頭広報戦’に注力する方針だ。
←全国言論労働組合組合員たちが24日午後、ソウル,汝矣島の国会前で開かれた‘言論悪法完全廃棄決議大会’で変則処理された言論関係法の無効とハンナラ党解体を要求するスローガンを叫んでいる。 シン・ソヨン記者viator@hani.co.kr“言論法闇討ち処理を通じて国民は政権の反民主性・不法性をはっきり見た。龍山撤去民過剰鎮圧,非正規職法改悪企図,双龍自動車労組無差別弾圧,2万8千時局宣言教師懲戒など、各分野で国民の怒りが極に達した。政権退陣闘争にこれらの力が集結され汎国民運動として広がるだろう。”
チェ委員長は特に地域側の反発が深刻だと伝えた。彼は「地域放送と地域新聞で一斉に言論法の不当性をあふれさせていて、不正投票映像も暴露されている。ハンナラ党の票田である慶南地域の反発は非常に強い」として、ハンナラ党議員を地域民が審判すると警告した。
彼は朝鮮,中央,東亜日報放送のための外国資本に道を開くことは国民がより一層容赦できないことだと力を込めた。「朝鮮,中央,東亜日報放送の資金源を与えるために報道・総合編成チャンネルへの外国資本を許容したことは国益を裏切る行為だ。メディア産業を開放する時は他の産業の弊害と調整して慎重な交渉をする。ところがハンナラ党は自ら外国資本に開放して途方もない国益の損失を自ら招来し、これはとうてい許せないことだ。」
野党の権限争議審判請求などとは別に、市民団体とともに不法再投票と代理投票を強行した議員を告発するなどの法的闘争も展開するつもりだと語った。
彼は「ハンナラ党が致命的失敗をした」と明らかにした後、「言論を掌握しようとするどんな政権も必ず滅びるほかはないことを国民が立証してきた」という警告でインタビューを終えた。
クォン・クィスン記者gskwon@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/media/367685.html 訳J.S