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民主‘100日院外闘争’突入…政局‘混沌の中に’

登録:2009-07-24 23:03

原文入力:2009-07-24午後10:02:00
[言論法‘不正投票’後暴風]

イユ・チュヒョン記者,キム・ジウン記者












↑アン・サンス ハンナラ党院内代表(左端)が24日午前、国会で主要党役員会議に参加した党役員と明るい表情で挨拶している。チョン・セギュン民主党代表(中央)が24日午前、国会議員職を辞退した後、国会本庁を出て見送りに出てきたパク・ビョンソク政策委議長(左側),イ・ミギョン事務総長などと別れのあいさつをしている。キム・ポンギュ記者bong9@hani.co.kr,パク・ジョンシク記者anaki@hani.co.kr

ハンナラ党の言論関連法強行処理に対して、民主党が議員職辞退と院外闘争などの超強手を打ち出し政局が一寸先も見通しにくい‘カオス’に陥っている。

民主党は24日、先に議員職辞退決議で背水の陣を敷いた。チョン・セギュン民主党代表と4選重鎮のチョン・ジョンベ議員は前日辞退願いを出したチェ・ムンスン議員に続き相次いで議員職を投げ捨て強硬闘争に火をつけた。これらは国会議長の辞退書受理と関係なく国会議員職を放棄するとしてこの日議員会館から撤収した。チョン代表は「言論悪法無効と民主主義回復を念願するすべての勢力と連帯すること」を確認し、チョン議員は「月でさえぎられた太陽が明るい光を取り戻すには長い時間は必要ない。議会で強奪された民主主義、国民と共にする広場で必ず取り戻してくる」と闘争意志を明らかにした。

ソウル駅広場で‘言論悪法無効国民宣言祭’
“全国バスツアー… MB反庶民政策知らせる”

ハンナラ“次の国会で庶民法処理”水薄め
内部では“時間が経つのを待つしかない…”

民主党議員60人余りも「倒れて死ぬことはできても決して退くことはできない」として辞退を決議した。これらは辞退決議書で「私たちは対話と妥協を民主主義の大切な価値と考えるが、対話を拒否し議席数を盲信する者らに決して対話をもの乞いするつもりはない」として「言論悪法をただ大統領府の指示だという理由一つだけで闇討ち処理する彼らに対抗し、私たちは全てのものをみな捨て国民と共に闘争するだろう」と確認した。議員らの辞退決議は民主党の前身であるヨルリンウリ党が2004年3月盧武鉉大統領弾劾案可決直後に議員職総辞職を決議して以後初めてだ。

民主党は25日ソウル駅広場で‘言論悪法源泉無効国民宣言ロウソクのあかり文化祭’を手始めに本格的な院外闘争に出る。キム・ユジョン スポークスマンは「これから放送法通過源泉無効闘争と大衆闘争を行う」として「100日間バスツアーを通じた地域別闘争組織化と街頭広報戦を展開する一方、放送法改定無効化のための法理闘争を行うだろう」と話した。ユン・ホジュン戦略企画委員長は「全国を巡回してイ・ミョンバク政府が推進している反庶民・親財閥政策を積極的に広報するだろう」と話した。民主党はまた大漢門前などで‘言論悪法廃棄篭城キャンプ’を運営し署名運動と万民共同会形式で市民らとの接触面を広めていくことにした。パク・ジュソン最高委員は「少なくとも放送法再投票に対して憲法裁判所決定が出てくる時までは闘争の動力があるだろう」と話した。パク・チウォン議員は「議員らが皆リュックサックに旗をさして全国の邑・面・洞 市場の床まであまねく選挙遊説よりもさらに激しく走れば国民が私たちの真正性を認めてくれるのではないか」と話した。

民主党のこういう対応にハンナラ党は‘水で薄める’戦略に出た。アン・サンス院内代表はこの日主要党役員会議で「ハンナラ党は会期が終わった後にも庶民生活関連法案が次国会で支障なく処理されるようにすべての努力をつくす」と話した。ハンナラ党は△5大民生法案処理△非正規職法党政タスクフォースチーム構成△ハンナラ党予算決算特別委員らで構成された‘民生団’編成などを推進することにした。代わりに民主党と市民団体の代理投票疑惑と再投票論議など言論関連法無効化の動きにはきっぱりと対処する方針だ。シン・ジホ議員は代理投票疑惑を提起したチェ・サンジェ全国言論労働組合委員長とイム・ソンギュ民主労総委員長などを名指しして「虚偽事実流布による名誉毀損疑惑で検察に告訴する」と警告した。

だがハンナラ党内部では指導部の方針とは別に、政局混乱が続く場合の妙案がなく苦心中だ。ハンナラ党のある議員は「本当にいくら考えても何も出すものがない。今はただ民主党の場外闘争と世論の動きを見て時間が経つのを待つしかない」と話した。

イユ・チュヒョン,キム・ジウン記者edigna@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/367671.html 訳J.S