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パク・チウォン “大統領府が裏調査の背後”

登録:2009-07-20 21:10

原文入力:2009-07-20午後07:13:46
“チョン・ソングァン落馬後 国家情報院が検察に話す”
検察 “新首脳部の指揮受け捜査可否決定”

イユ・チュヒョン記者,ソク・ジンファン記者

←パク・チウォン民主党議員

検察総長人事聴聞会の時、自分の公開した資料の出処を検察が調査していると明らかにしたパク・チウォン(写真)民主党議員が20日、‘大統領府背後論’ を提起した。

パク議員はこの日<文化放送>ラジオ インタビューで「(内密調査は)当初大統領府から始まり、国家情報院が検察に話して調査が始まったこと」と主張した。パク議員は「(大統領府が)去る15日、検察総長候補者の指名を撤回し、15~16日大統領府,国家情報院,あげくのはては検察の動きを私がリアルタイムで知った」として「幸い(検察が)そんなこと(内密調査)をしないという話が出たが、週末だからそうしたかも知れないが今現在としてはしないものと見られる」と話した。しかし彼は「手に入った一部資料を中央地検で検討しているかは、今日,明日中には私にまた入ってくるだろう」と付け加えた。

検察はこの日公式ブリーフィングを通じて「(関税庁内部者が)パク・チウォン民主党議員に免税店ショッピング情報などを渡したという信憑性ある情報提供があり、経緯を把握してみたこと」という既存の立場を維持した。チェ・ジェギョン ソウル中央地検3次長は「国家が管理する個人情報に穴ができたら、これを捜し出し ‘保守’ しなければならないのが検察の職分」と強調した。大統領府や国家情報院の関与疑惑に対しては「ソウル中央地検次元での自主判断に基づく決定」として否認した。

だが検察内部的には ‘報復性調査’ という批判的世論に困惑している雰囲気だ。チェ次長は「今後どんな方法と速度で今回の懸案を処理するか、最高検察庁の指揮を受けて決める」と付け加えた。実際の事件処理は世論などを考慮するという意と解釈される内容だ。先立って関税庁はすでに内部監察を進行し、検察も関連資料を渡され事件経緯に対する把握は大部分終わったことが明らかになった。

パク議員は「検察は他の政府機関から通知したのではないと言うが、それは自分たちの主張に過ぎない」として「私も(検察調査)内容を知っているので今後の成り行きを見守る」と話した。

イユ・チュヒョン,ソク・ジンファン記者edigna@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/366809.html 訳J.S