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“公共の資産 地上波放送 守る ”インタビュー カン・ドング韓国放送新労組委員長

登録:2009-01-03 19:59

原文入力:2009-01-03午後03:58:39

イ・ムニョン記者

←韓国放送12代労働組合執行部に選ばれたカン・ドング委員長

“すべての手段を動員して公共の資産,地上波放送を守る。”<韓国放送>(KBS) 12代労働組合が1日公式スタートした。カン・ドング新任労組委員長は2日<ハンギョレ>との電話インタビューでハンナラ党言論関係法に対抗して‘総力闘争’の意志を明らかにした。

昨年8月11代労組執行部が言論労組を脱退した後、韓国放送労組はゼネストで一歩引いていて、カン委員長は前任執行部の副委員長だった。

最近韓国放送の記者・ディレクターらが相次いで言論労組ゼネスト支持を宣言し労組の中途はんぱな態度を批判しカン委員長は先月31日ソウル,汝矣島国会前で開かれた言論労組の‘言論掌握阻止・民主主義守護のためのゼネスト3次大会’に参加し“闘争の先鋒に立つ”という意を公表していた。

カン委員長は「ハンナラ党の放送法改正案は公共の資産である地上波放送を財閥と特定族閥新聞に与えるためのもので非常に誤った法案」としながら「可能なすべての手段を動員し地上波放送を守る」と明らかにした。彼は「財閥が放送を所有すれば彼らの政治的影響力が拡大し放送の公共性が毀損される可能性が大きく、特定新聞が放送を掌握すれば世論寡占現象がより一層深刻化するだろう」と憂慮した。

カン委員長はまた「財閥・保守新聞の地上波進出規制が解かれた場合、地上波民営化につながりうる」として「MBCだけが民営化対象になるのではない。 KBS2テレビも民営化に追いやられることになる」と語った。彼は「ハンナラ党はKBS2民営化を公営放送法制定と連係して推進しようとしている」としながら「公営放送法がKBS予算審議権を国会に持っていけば政府・与党が放送を思うままにすることになる」と指摘した。

カン委員長はしかし労組次元のゼネスト参加に対しては留保の見解を見せた。彼は「8日臨時国会が終わるので、その間にゼネスト賛否投票などを経てストライキする状況はなれない」と話した。彼は「どんな形態であれゼネストに力を加える」としながら「組合員総会を開いて決めなければならない問題だが恐らくストライキ現場に組合員が積極的に結合する方式になるだろう」と説明した。

イ・ムニョン記者 moon0@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/331113.html

原文: 訳J.S