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“北韓に現金渡したことはない…核戦争用 話にならない説”

登録:2009-07-17 20:40
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/366444.html

原文入力:2009-07-17午後07:50:13
DJ, 入院3日前 BBC対談での ‘MB発言’ に反駁
“和解・協力10年行い第2冷戦がくるようで悲しい”

イ・ジェフン記者

金大中前大統領は「南側で北韓を助けたので核兵器が開発されたという主張は、そのように信じたい人以外には合理性がないと考える」と話した。

金前大統領は去る10日英国<BBC>と行った対談で「政府(次元で)は北韓に現金を渡したことがない」としてこのように強調した。金前大統領は「(政府は)代わりに毎年20万~30万tの食糧と肥料支援を行ったが、それで核は作れないのではないか」と反問した。

金前大統領のこういう言及は、イ・ミョンバク大統領がヨーロッパ歴訪中だった去る7日ヨーロッパ ニュース専門チャンネル<ユーロニュース>とのインタビューで「(過去政府が)去る10年間に莫大な金を支援したが、その金が北韓社会の開放を助けるのには使われず、核武装をするのに利用されたという疑惑が起きている」と問題を提起したことに対する反論であり批判ということができる。金前大統領は<BBC>との対談3日後の去る13日に肺炎症状で新村セブランス病院に入院して治療中だ。

金前大統領は「私が2000年に平壌に行った後、10年間に南北関係は和解協力的方向に進行された」として「盧武鉉大統領退任後、事態が急変して今は第2の冷戦時代がきたのではないかという気がして非常に悲しい」と話した。

金前大統領は「北韓と米国が自ら合意した2005年9・19合意(共同声明)に立ち帰り北韓は非核化し米国は北韓を国家と認定し、経済活動を許諾すること以外には方法がない」として「米国は6者会談を通じて北韓に一度機会を与えなければなければならないと考える」と強調した。彼は「中国とベトナムは米国と戦争をしたが、問題を結局解決した」として「(北韓-米国間)国交が正常化すれば北韓は第2の中国,第2のベトナムになると確信する」と話した。

金前大統領は「キム・ジョンイル国防委員長は健康と後継という2つの問題を抱いている」として「(体の)状態が深刻なことは事実で、自身に何かことが起きる前に問題を解決しておき後継体制を定めなければならないと考えているようだ」と診断した。更に続けて「後継の安全性はキム・ジョンイルの健康と連携されている」と指摘した。

イ・ジェフン記者nomad@hani.co.kr

原文: 訳J.S