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“政府,4大河川予算 減らそうと 水質予測値 操作”

登録:2009-07-16 10:53
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/366054.html

原文入力:2009-07-15午後11:27:13
キム・サンヒ議員“2012年 南江‘BOD’2等級→3等級に変えた”

キム・ジョンス記者

政府が‘4大河川事業’の水質改善部門予算を減らすために国立環境科学院の洛東江水質予測結果まで勝手に修正したことが明らかになった。これに伴い4大河川事業の水質改善効果に対する信頼度がさらに削がれることになった。

民主党キム・サンヒ議員は15日報道資料を出し「国立環境科学院が先月初め環境部を通じて国土海洋部4大河川再生推進本部に通知した2012年洛東江,南江中圏域の生物化学的酸素要求量(BOD)予測値は2等級の3.0ppmだが、以後の政府発表では3等級の3.1ppmに変わった」として「推進本部が事業予算規模を減らすために恣意的に予測値を操作したもの」と主張した。4大河川事業水質改善目標は水質予測値を土台に設定され、水質等級の予測値が下がればそれだけ水質改善投資額を減らすことができることになる。

これに対して環境部は「南江中圏域の水質予測調整は‘良い水(2等級)’達成目標を下方調整したのに伴ったもので、汎部処次元で決定されたこと」と明らかにし、政府が水質予測結果を勝手に修正したことを認めた。

環境科学院が当初提示した南江中圏域の水質予測結果が変わるならこの圏域に流入する汚染物質の量や水質改善計画の変化を反映し新規に分析しなければならない。だがこういう過程が省略されることによって政府の南江中圏域に対する水質予測値は何の根拠もない数値になり、その下流の洛東江河口堰までの水質予測分も間違いとならざるを得なくなった。環境科学院関係者は「水質予測値を任意的に変えれば下流の水質予測結果にも全て影響を与えることになる」と話した。

キム・ジョンス記者jsk21@hani.co.kr

原文: 訳J.S