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チェ・シジュン“新理事たちがMBCアイデンティティ確立を”

登録:2009-07-10 10:15

原文入力:2009-07-09午後10:29:52
放文振改編議論公式化
‘KISDI報告書’数値わい曲 認める

イ・ムニョン記者,キム・テヒョン記者

←チェ・シジュン放送通信委員長が9日午前、ソウル,太平路,韓国言論会館で開かれた寛勲討論会で討論者らの質問を聞きメガネをかけ直している。(右側写真)この日午前、イ・スホ民主労働党最高委員(左側二番目)と言論改革市民連帯会員たちがソウル,世宗路の放送通信委員会前でシン・デソプ教授の韓国放送理事解任無効確認訴訟原告勝訴と関連してチェ委員長の辞退を要求している。 キム・テヒョン記者xogud555@hani.co.kr

チェ・シジュン放送通信委員長が8月9日に新しく構成される放送文化振興会(放文振)理事らを通じて公営または民間放送として<文化放送>(MBC)の‘アイデンティティ確立作業’に入ると9日示唆した。最近、数値わい曲論議を起こしている情報通信政策研究院(KISDI)報告書に対しては「国民に申し訳ない」として誤りを認めた。
チェ委員長はこの日午前、ソウル,太平路,韓国言論会館で開かれた寛勲クラブ主催討論会の冒頭発言で「一部放送会社らが報道の公正性を傷つけ国民世論を誤って導く跛行を見せた点は甚だ遺憾だ」として文化放送を狙った発言をした。

彼は文化放送のアイデンティティ論議にもまた火をつけた。チェ委員長は昨年12月放文振20周年記念式での‘定命発言’を取り上げて“定命は‘正体(アイデンティティ)’だ。MBCはアイデンティティを明らかにしなければならない」として圧迫した。彼は特に「(公営または民営として)MBCの正体を明らかにするための作業を任期が到来した(現放文振)理事らが始めることは困る」として「新しく構成される理事らがMBC従事者の意見を尊重しアイデンティティを求めなければならない。従って放文振人選は大変重要だ」と明らかにした。放文振改編が文化放送民営化議論の出発点になると公式化したわけだ。彼は「MBC労組や会社で理事2人を推薦し(理事会に)入らなければならないという規定はどこにもない」として文化放送労使による推薦慣行を認めないという意も明確にした。

チェ委員長はまた‘政府・与党言論関係法通過の産業的効果’根拠資料として引用されているKISDI報告書(‘放送規制緩和の経済的効果分析’)が数値わい曲を犯したという指摘を認めた。彼は“KISDI責任者を呼び真相を調べてみた後、一部統計数値が間違って引用されたことを叱りつけ是正方案研究を指示した」として謝った。チェ委員長はしかし「KISDI報告書に基づいたのではなく(資本が流入すれば働き口が作られるということは)一般的産業現象として類推が可能だ」として「(働き口が)少なく増えるにしても、増えるという事実が重要だ」と主張した。

チェ委員長は民主党の言論法代案として知らされた‘報道機能を除いた総合編成チャンネル進出許容’に対しても“小細工”だとさげすんだ。彼は「報道はできず他のものはできるという新しい仕切りを作るのは適切でない」として政府・与党法案の国会通過を強く注文した。法通過と同時に年内の総合編成チャンネル導入と報道専門チャンネル追加承認方針を繰り返し明らかにした。

彼はまた「イ・ミョンバク大統領に委員会と関連したことで時々会い、その他のことに対しても大統領が時間がある時に時々会うが、極めて私的なことで内容は明らかにできない」とし、放送通信政策などを巡って大統領と意見を調整していることを隠さなかった。

チェ委員長は‘DDos攻撃事態’を“サイバー戦争”と規定し、「組織的・長期的に計画されたテロあるいは戦争」として「背後を速やかに明らかにする」と話した。彼はまた放送広告制度改編モデルで‘1公営多民営’体制を最も念頭に置いていると明らかにした。

イ・ムニョン記者moon0@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/364967.html 訳J.S