原文入力:2009-07-08午後04:19:09
“学校側, 韓国放送理事職 事実上承認したもよう”
シン・ドンミョン記者
総長の許可を受けずに<韓国放送>理事を引き受けたなどの理由で教授職を失ったシン・デソプ(52)東義大広告広報学科前教授の解任が不当だという裁判所の判決が控訴審でも確認された。
釜山高裁第4民事部(裁判長 ユン・ソングン)は8日シン前教授が学校法人東義学院(理事長 キム・イム式)を相手に出した解任無効確認訴訟控訴審宣告公判で被告東義学院側の控訴を棄却した。裁判所は「学校側がシン前教授の韓国放送理事職遂行に対して20ヶ月ほど問題視しなかったし、むしろ肯定的に評価した点から推測し事実上承認したと見られる」として「シン前教授が総長の許可なしに理事会に参加し授業に支障をきたした点は懲戒理由にはなるが、これを理由に解任するのは社会通念上から顕著に妥当性を失った懲戒裁量権の限界を越えるもの」と原審判決趣旨をそのまま引用した。
シン教授は先立って去る1月16日、釜山地方裁判所第7民事部(裁判長チャン・ジュンヒョン)で「東義学院側の解任が不当だ」という判決を受け、東義学院はこれに従わず控訴した。東義大は昨年7月1日シン教授が総長の許可を得ずに韓国放送理事を兼職し、理事会出席のために総長の許可を得ずに出張に行き授業に支障をきたしたという理由で解任した。放送通信委員会は続けて7月18日全体会議を開き、シン前教授の韓国放送理事職を剥奪した。
シン教授は先月26日イ・ミョンバク大統領と放送通信委員会(委員長チェ・シジュン)を相手にソウル行政法院に出した韓国放送補欠理事任命処分取消請求訴訟でも勝訴した。シン・ドンミョン記者tms13@hani.co.kr
原文: 訳J.S