原文入力:2009-07-07午後10:48:25
検事長級以上 18~20人 総入れ替え 展望
ソク・ジンファン記者
パク・ヨンチャ前テグァン実業会長の政・官界ロビー疑惑捜査を率いたイ・インギュ(51・司法研修院14期・写真)大検察庁中央捜査部長が7日午前、辞職願いを出した。
イ部長はこの日午前ムン・ソンウ大検察庁次長に辞職願いを出した後「検事として任務を全うした。今は去るべき時が来た」という短い所感を残し休暇に入った。彼の辞退は盧武鉉前大統領の逝去にともなう検察内外の批判的世論を意識したものだが、来週に予定された検察高位幹部人事を控えて組織の負担を減らすための考えと解説される。イ部長は捜査結果に対する内部世論が良くないと先月中旬、口頭で辞意を明らかにしたが検察元老らが引き止め一旦辞意を畳み辞退時期を推し量ってきたと知られた。
法務部検察1課長を務めるなど企画側から主要経歴を積んできたイ中央捜査部長は2003年ソウル地検刑事9部長の時、SK粉飾会計事件捜査を通じて‘生きている財閥’を断罪して注目された。以後、最高検察庁犯罪情報企画官,企画調整部長など要職を経た。
一方、イ中央捜査部長の他にもチョン・ソングァン検察総長候補者の研修院同期(12期)のイ・ジュンボ大邱高等検察長,イ・クィナム法務部次官,キム・ジョンイン ソウル東部地検長,キム・スミン仁川地検長など4人が最近辞退意思を明らかにした。
チョン候補者の先輩である現職高等検察庁長級以上の幹部と高等検察庁長昇進から脱落した人々まで含めれば今後、検事長級以上高位幹部らの人事幅は史上最大になる展望だ。法務部は来る13日に予定されたチョン候補者の国会人事聴聞会直後に直ちに検事長級以上幹部の昇進・補填人事を行う予定であり人選作業も大部分終えたと分かった。
今回の人事で検事服を脱ぐことになる検事長級以上高位幹部は18~20人水準になると予想され、これに伴う中堅幹部らの連鎖移動も予定されている。今後1ヶ月程度は検察組織全体が総入れ替え人事でざわつく状況が避けられないわけだ。関心を集めている後任ソウル中央地検長には研修院13期からハン・サンデ法務部検察局長,チャ・ドンミン水原地検長,パク・ヨンソク釜山地検長などが、14期からはノ・ファンギュン最高検察庁公安部長,チェ・ドンウク法務部法務室長などが論議されている。
ソク・ジンファン記者soulfat@hani.co.kr
原文:https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/364467.html 訳J.S