原文入力:2009-07-04午前02:08:40
民主弁護士会 “無理な法適用”
キム・キソン記者
警察が双龍車事態と関連して、会社側役職員らの工場進入を防ごうとパチンコでボルトやナットを撃った労組員らに ‘殺人未遂’ 疑惑適用を積極的に検討している。警察は不法行為に厳正な法適用をするというが、無理な法適用という批判が出てきている。
双龍車労組ストライキ事件を扱う京畿地方警察庁特別捜査本部は3日「先月26~27日会社側役職員と労組員らの衝突過程でパチンコでボルトやナットを撃った一部労組員らの写真と動画などを分析中」と明らかにした。
捜査本部関係者は「人が死ぬこともありうるということを分かってした行動であるだけに懸案によっては未必の故意による殺人未遂疑惑の適用も積極的に検討することができる」と話した。‘未必の故意’というのは、ある行為で犯罪が発生する可能性があることを分かりながらもその行為をする場合を意味する。
警察はまた「会社側の告発資料などを土台に疑惑が明らかになった労組員に対して追加で逮捕令状を申請することにして対象者を切り分けている」と付け加えた。
これに対して ‘民主社会のための弁護士会’ (民主弁護士会)労働委員長のクォン・ヨングク弁護士は「そのような法適用は ‘労組員らが人を殺そうと考えている’ という警察の恣意的判断に過ぎない」として「‘警察国家的発想’ に他ならない」と指摘した。
一方、警察は2日午後占拠座り込みを行い工場外に出てきた労組員3人を業務妨害と退去拒絶などの疑惑で平沢工場に無断出入りした全国公務員労組組合員26人は建造物侵入疑惑で各々連行し調査している。 水原/キム・キソン記者player009@hani.co.kr
原文: 訳J.S