原文入力:2009-07-01午前07:00:27
当初知らされた金額の2倍…“銀行貸出で7億返済”
キム・ナムイル記者
チョン・ソングァン検察総長候補者が江南の28億ウォン余りのアパートを購入する過程で懇意にしている企業家に15億5千万ウォンを借りようとしたことが30日確認された。これはチョン候補者がソウル中央地検長赴任の後、パク・某氏から借りたものと当初知らされた8億ウォン余りの約2倍だ。外形上の傷ではないが適切な身の振り方であったのか論議の対象になるものと見られる。
政府が国会に送ったチョン候補者の人事聴聞要請資料によればチョン候補者は去る3月10日ソウル江南区,新沙洞の213㎡(65坪)アパートを28億7500万ウォンで買い入れた。彼は他の財産がソウル,蚕院洞アパート(9億1200万ウォン)と忠南,論山の畑(6千万ウォン),預金数千万ウォン程度だが、個人と金融機関に23億5千万ウォンを借りこのアパートを購入することができた。
検察総長人事聴聞会準備チームは「チョン候補者が昨年6月から新沙洞アパートに貸切りで入居し暮らしてきたが家主が突然家を売りに出し、娘とまもなく結婚する息子夫婦と一緒に暮らすために大きい家を買うことになった」と明らかにした。チョン候補者はこの過程でこのアパートの同じ棟に住むパク氏に8億ウォンを借りたと出ている。
ところが、チョン候補者は当初パク氏に8億ウォンではなく15億5千万ウォンを借りたと発表された。人事聴聞会準備チームは「チョン候補者が蚕院洞アパートが売れずやむを得ずパク氏から15億5千万ウォンを間に合わせた」として「この内7億5千万ウォンは6月に銀行貸出しを受けすぐに利子400万ウォンを乗せて返した」と明らかにした。当時、登記移転のために住居代金を皆払わなければならなかったためにパク氏からそれだけのお金の融通を受け3ヶ月後に長期モーゲージローンと信用貸出しを受け一部を返したということだ。
チョン候補者側は検証基準時点が6月21日なので以前に解消された債務7億5千万ウォンは人事聴聞資料に入れなかったと説明した。金を貸したパク氏はソウルで中堅製造業者を経営しており、チョン候補者と10余年間交流してきたと分かった。人事聴聞会準備チーム関係者は「検察にパク氏の業者と関連した事件が受け付けられたことはないと調査された」として「現在売買価格が14億~15億ウォンに達する蚕院洞アパートが売れればチョン候補者が残った債務も整理するだろう」と説明した。 キム・ナムイル記者namfic@hani.co.kr
原文: 訳J.S