原文入力:2009-06-29午前07:16:38
クォン・クィスン記者
“狂ったマネです。人々が心が乱れた振る舞いをしています。” <文化放送>大株主である放送文化振興会(放文振)第6期理事長(2003~2006)を務めたイ・サンヒ ソウル大名誉教授の返事は簡潔だった。彼は(政府が)‘PD手帳’という政府批判プログラムをわい曲放送と烙印を捺し文化放送経営陣退陣圧迫など政治的圧力を加えていることにに対して「前例がないこと」と批判した。「やること(オム・キヨン社長退けとの政権の圧迫)が悪口でも言ってやりたい。」からだの具合が悪くて長く話すのが難しいというイ教授は考えをこのように短く整理した。
文化放送社長と放文振理事長を務めた言論界元老たちは28日<ハンギョレ>との電話インタビューで政権の文化放送圧迫に対して概して濃厚な憂慮を現わした。
キム・ジュンベ前文化放送社長(2001~2003)も「政権の様子が話にならない」としながら「放送と権力との関係は不便で当然だ。相互批判関係にあることがすなわちよくできた言論」と話した。
文化放送記者出身のソ・キュソク前放文振4期理事長(1998~1999)はPD手帳が高位公職者の名誉を傷つけたか結論が出ていない状態で大統領府が予断するのは正しくないと語った。「民主国家が正しくなされようとするなら政府が出て過度に干渉してはいけない。政策批判に名誉毀損が成立するならば、今後言論が政府の見張り役をどのように果たしていけるだろうか。」彼は朝鮮,中央,東亜日報の‘PD手帳殺し’に対しても声を高めた。「特定新聞を見れば報道というより自分の利益を宣伝するビラ(宣伝物)と同じだ。別の下心が見える」というのが彼の判断だ。文化放送を制圧し自分たちが願う新聞・放送の兼営拡大を貫徹させるためのものだという説明だ。彼は現放文振理事たちがもう少し強く政権と対抗しなければならないといった。ソ前理事長は「放文振は外部からの干渉を食い止める風防けのような存在」としつつ「権力の不当な圧力に対してせめて声明書を出すなり大統領府への抗議訪問なりしなければならない」と要求した。
キム・ヨンウン放文振第5期理事長(2000~2003)もやはり「(文化放送が)独立機関として互いに尊重されなければならない。政権でも経営陣,労組でも根本的に守るべきは守らなければならない」として政権の圧迫を婉曲に問題視した。
クォン・クィスン記者gskwon@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/362876.html 訳J.S