原文入力:2009-06-24午後07:42:27
明け方には保守団体,午後には区庁・警察に2回撤去された焼香所
イ・ギョンミ記者
←‘戦利品’ 手に持って…国民行動本部のソ・ジョンガプ本部長が24日午後、ソウル駅広場で開かれた ‘金大中利敵行為糾弾国民総決起大会’ からこの日明け方に市民焼香所を撤去し奪ってきた盧武鉉前大統領の遺影を掲げて見せている。 イ・ジョンチャン選任記者rhee@hani.co.kr
“警察の職務遺棄どころではない。保守指向団体と警察,ソウル市の合同作戦だ。「 24日午後、盧武鉉前大統領の市民焼香所が ‘きれいに’撤去されたソウル徳寿宮大漢門前で市民葬主団とボランティアメンバーらは悔しさをこらえられなかった。この日終日、焼香所奇襲撤去と残骸清掃, 焼香所再設置統制などよく構成された‘作戦’のように進行されたということだ。
焼香所関係者たちは「保守指向団体会員たちが奇襲的に焼香所を崩して戦利品のように盧前大統領の遺影を奪取していった」として「警察はただ見守っているだけで焼香所破壊不法行為を防ごうとしなかった」と話した。
だがそれが全てではなかった。午後2時頃、ソウル市と中区庁職員など60人余りが突然現れた。職員らは崩れたテントと什器を急いでトラックに載せ大漢門周辺にいた警察9個中隊700人余りは市民焼香所一帯を取り囲み市民の接近を遮った。市民の激しい抗議が続き、大小の小競り合いが起きた。この過程でイ・ゲドク(24)氏など8人が警察に連行された。中区庁関係者は「今朝奇襲的に焼香所が撤去された後、残骸をいつまでも置いておくことができずソウル市と警察の協力の下に片づけた」と説明した。
1時間ほど焼香所残骸が片づけられる間、焼香所運営スタッフらは焼香所が目の前から消えるのを見て茫然自失としていた。葬主として活動中のオム・某(28)氏は地面に座り込み、再び別の盧前大統領の遺影を抱きしめて涙を流した。
この日午後4時頃、焼香所残骸は完全に片づけられたが大漢門前は ‘日常’の戻ることはできなかった。警察は焼香所の場所を兵力で埋め、市民が通行できる空間だけを開けた。再び焼香所が設置されるのを阻むための措置だ。市民200人余りは周囲に散り、これを見守らなければならなかった。
運営スタッフのキム・某(40)氏は「昨日から警察がとりわけ焼香所側を刺激し始めた」として「リンゴ箱一つを置いて祭祀を行わなければならなくとも49日までは焼香所を維持する」と話した。
イ・ギョンミ記者kmlee@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/362203.html 訳J.S