原文入力:2009-06-19午前07:38:28
教師 1万7千人余り 時局署名…新教 1千人余りも参加
全国教職員労働組合(全教組)は18日ソウル徳寿宮,大漢門前でイ・ミョンバク政府の国政刷新を促す時局宣言を行った。新教牧師1000人余りもこの日、時局宣言を発表し去る15日になされた仏教,カトリック聖職者らの国政刷新の声に力を添えた。
全教組は所属教師1万7147人が署名した時局宣言で「軍事政権時期を思い出させる公権力の乱用で民主主義の砦である言論・集会・表現・結社の自由が深刻に毀損され人権がじゅうりんされている」として「歴史の水車を逆に回す民主主義の危機はイ・ミョンバク政権の独善的政局運営から始まったこと」と主張した。教師たちは教育問題と関連して「 ‘私教育費半分,学校満足二倍’ の約束は守られず、むしろ無限入試競争を煽る教育政策が強化され私教育費が急増している」と批判した。
特に、全教組は時局宣言に対する政府の厳罰方針に対して「ただ1～2分で終わる署名作業を、国家公務員の誠実・服従義務と集団行為禁止違反だと見るのは各界各層に広まっている時局宣言を遮断しようとする公安弾圧式形態に過ぎない」と主張した。
イム・クァンビン全国牧師正義平和実践協議会共同議長など30人余りの新教牧師たちも、この日ソウル,鍾路区キリスト教会館で時局宣言をした。これらは全国牧師1022人が参加した時局宣言で「今日の危機の本質は現政権が単に保守的であった訳ではなく、最小限の良識と基本的道理が消えたため」と主張した。牧師らは今後、各地域を回り民主化・民生・統一のための時局討論会を開催すると明らかにした。
これとは別に教会改革実践連帯をはじめとする25ヶ宗教団体と教会はこの日午後、ソウル,鍾路区,韓国キリスト教連合会館前で ‘信仰を装い政治権力と野合している韓キ総を糾弾する’ という題名の声明を出した。これらは「最近、韓キ総(韓国キリスト教総連合会)と韓国教会元老というキリスト教内の一部集団があたかもキリスト教全体を代表しているように現事態を憂慮する声明を出したが、教会信者らの同意や委任を受けたこともなく教会の代表性を主張している」と批判した。
イ・ジョンギュ,イ・ギョンミ記者jklee＠hani.co.kr
原文: 訳J.S