原文入力:2009-06-15午後06:49:53
カトリック司祭 断食祈祷会 開始
仏教界 来月 大規模大会
改新教界 全国巡回祈祷会 計画
パク・スジン記者,イ・ギョンミ記者,チョ・ヒョン記者
司祭も…僧侶も…現政府聞く耳を持てと 1987年 ‘6月抗争’ 時より大規模の宗教界時局宣言が15日相次ぎ発表された。天主教司祭らがこの日午後、ソウル,明洞のカトリック会館で時局宣言文作成のための時局討論会を開いている。(左側)ヒョンガク僧侶(右側写真マイクを持った人)等、曹渓宗僧侶らもこの日午後、ソウル,堅志洞,曹渓寺大雄殿前でイ・ミョンバク政府の懺悔を促す竹箆を前に僧侶1447人の同意を集めた時局宣言を発表している。 イ・ジョンチャン,キム・テヒョン記者rhee@hani.co.kr
‘6・10汎国民大会’ 以後、民主主義回復とイ・ミョンバク大統領の国政基調大転換を要求する ‘国民的声’ の中心に宗教界が立ち始めた。
曹渓宗僧侶らは15日午後1時、ソウル,堅志洞,曹渓寺大雄殿前で ‘イ・ミョンバク政府の懺悔と民主主義の発展を念願する大韓仏教曹渓宗僧侶1447人時局宣言’ 大会を開き「イ大統領と執権与党は盧武鉉前大統領に対する政治捜査を謝り検察など監査機関公正性確保と中立化のための制度改革に出ろ」と要求した。カトリック司祭100人余りもこの日夕方7時、‘龍山惨事’ 現場で時局ミサを開き1100人余りが署名した時局宣言を発表した。
宗教界の相次ぐ時局宣言は社会参加に積極的だった一部進歩宗教団体だけでなく中道的指向の宗教家らまで大挙参加したという点がまず目を引く。そのためにその規模は1987年6・10民主抗争当時を上回る。
曹渓宗関係者は「87年6・10抗争時は僧侶750人余りが署名したが、今度はわずか5日で署名者が2倍に達した」として「一部では ‘少数,一部ではないのか’ という主張もあるが、決して少数ではない」と指摘した。
仏教界の前例がない大きな動きは現政権スタート以後 ‘宗教偏向’ 的な人事などに対する沈殿物が収まらない状況で仏教界と縁が深い盧前大統領の逝去,政府の‘4大河川整備事業’ 強行発表などが影響を及ぼしたと見られる。
イ・ミョンバク政府に友好的だった改新宗教界でも現政権と一線を画す動きが明確になっている。牧会者正義平和協議会常任議長チョン・ジンウ牧師は「宗教界の中にはイ大統領と共に進んで新教全体が汚名を残すことがあってはならないという共感が形成されている」と話した。牧会者正義平和協議会は来る18日ソウル,鍾路5街,韓国キリスト教連合会館で ‘韓国教会牧師100人宣言’ を行い時局討論会を開く予定だ。
何よりも宗教界の時局宣言はより幅広く持続的な ‘動き’ の出発という点で意味が格別だ。仏教界は来月1日慶南,梁山,通度寺で大規模大会を開き総決起に出る態勢だ。時局宣言を主導的に準備した実践仏教全国僧伽会の代表ポバン僧侶は「曹渓宗僧侶らが個人の資格で自発的に参加した」として「イ・ミョンバク政府の一方通行式傲慢を見て時代の痛みに参加するほかはないという認識が仏教界内に広がっている」と話した。カトリックの一部司祭らはこの日から断食祈祷会を始め、改新宗教界は来月3日ソウル,明洞の香隣敎会を始まりに全国市道別巡回祈祷会を開く計画だ。
カトリック正義具現全国司祭団総務のキム・イングク神父は「今回の時局宣言にはイ大統領と現政権に対してどんな要求も表わさなかった」として「これは現政権にこれ以上訴えている時ではなく、今や新しい共同体を準備する時になったことを意味する」と話した。パク・スジン,イ・ギョンミ記者,チョ・ヒョン宗教専門記者 jin21@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/360510.html 訳J.S