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双龍車 ‘労-労 衝突’ 煽る

登録:2009-06-15 09:04

原文入力:2009-06-14午後09:43:08
会社側 “整理解雇にならない職員 16日 工場進入企図”
工場内 揮発性物質多く大事故 招く可能性

キム・キソン記者,ホン・ヨンドク記者

20日を超えて労働組合員らの占拠ストライキが続く双龍自動車平沢工場に整理解雇対象でない数千名の労働者が16日出勤し工場進入を試みる計画で、労-労間の物理的衝突まで憂慮されるなど双龍車事態が悪化の一途をたどっている。

双龍車は14日「ストライキがさらに持続すれば再起不能状況に陥るだけに整理解雇から除外された4500人余りの全職員が16日出勤し平沢工場進入を試みるだろう」と繰り返し明らかにした。会社側は去る10日、平沢公設運動場で開いた ‘ストライキ中断要求決議大会’ でこれを公式に明らかにした経緯がある。会社側は当時「事態の深刻性を知りながら合法的措置をしなかった政府にすべての責任がある」と話すなど、警察力投入を行わない政府を圧迫することもした。会社側関係者は「長い間の工場占拠で残った職員はもちろん20万協力会社職員と家族の生計が破綻状況」として「(出勤は職員らの)自律的決定であり仲裁できる状況にない」と話した。

これに対して労組はこの日「会社側が職員を強制動員し労-労衝突を誘発しようとしている」と非難した後「ストライキを絶対に解くことはできない」と明らかにした。労組は15日記者会見を行い、こういう意を明確に明らかにすることにした。イ・チャングン双龍車労組企画部長は「最近労働者2人が脳出血と心筋梗塞などで亡くなったのは会社側の懐柔と脅迫によるストレスのため」としつつ「記者会見で平沢工場共同管理人を告発する計画」と話した。

1100人の労働者が占拠している双龍車,平沢工場には5600リットルを越えるシンナーなど揮発性物質に爆発危険が大きい塗装工場などがある。こういう状況で労使はもちろん労-労間の衝突まで憂慮され、警察の足元にも火が付いた。警察は16日平沢工場周辺に警察力を増強配置し万一の衝突事態に備えることにした。

一方、双龍車労組は去る10日労使政が参加する中で開かれた非公開党政会議で ‘無条件労-政交渉’ を繰り返し提案したと分かった。この会議で労組は「会社は整理解雇を撤回し労組はストライキを撤回することが正しいのではないか」として会社側に ‘先に整理解雇撤回’ を要求し、会社側は「ストライキを解除すれば整理解雇を先送りする」として対抗したと伝えられた。平沢/キム・キソン,ホン・ヨンドク記者player009@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/labor/360372.html 訳J.S