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DJ “行動しない良心は悪の側”

登録:2009-06-12 10:52

原文入力:2009-06-12午前12:35:09
‘6・15宣言 9周年’ 講演…“国政基調変わらなければ政府も国民も不幸”

クォン・ヒョクチョル記者,イ・ジェフン記者

←金大中前大統領が11日夕、ソウル,汝矣島63ビルディング国際会議場で開かれた6・15南北共同宣言9周年記念特別講演会でイ・ミョンバク政府の対北政策失敗と民主主義後退を指摘する演説をしている。 タク・ギヒョン選任記者khtak@hani.co.kr

金大中前大統領は11日「過去50年間、血を流して勝ち取った民主主義が危機にあり非常に心配」としながら「傍観すれば悪の側」であり「悲痛な思いで言うのだが、行動しない良心は悪の側」と語った。

金前大統領はこの日ソウル,汝矣島63ビルディング国際会議場で開かれた6・15南北共同宣言9周年記念特別演説で「今随所でイ・ミョンバク政権が民主主義を逆行させているという話が出ている」としてこのように話した。

金前大統領はこの日準備された原稿なしで行った即席演説で李承晩,朴正熙,全斗煥政権を例に挙げ「我が国民は独裁者が出てきた時、これを克服して民主主義を回復したことを肝に銘じなければならない」と強調した。彼は「自由な国を作ろうとすれば(国民が)正しく行動する良心にならなければならない」として「独裁者に頭を下げてへつらうのは容赦できない」と話した。

彼はまた「政治を長くした私の経験と感覚で見る時、もしイ・ミョンバク政府が現在のような道を行くならば、イ・ミョンバク政府も国民も皆不幸になる」として「イ・ミョンバク大統領が大きな決断をすることを望む」と話した。

彼は盧前大統領の逝去と関連して「義を重んじて生きてきた人が罪なくして亡くなり、色々な受難を受けている」として「盧前大統領が苦難に遭った時、500万弔問客の10分の1でも立ち上がって ‘前職大統領に侮辱を与えてそのように捜査してはいけない’ と署名したとすれば盧前大統領は死ななかっただろう」と話した。

金前大統領は南北関係と関連して「前職大統領らが合意した6・15と10・4宣言をイ・ミョンバク大統領は必ず守らなければなければならないと強力に忠告する」として「(昨年7月)金剛山観光事業から一方的に撤収したことを再び復旧し開城工業団地に労働者寄宿舎を建ててあげることにした約束も守らなければならない」と話した。

彼はまた最近の韓半島情勢と関連して「北韓では毎日のように韓国に武力対応すると言っている。全世界に60年もこうやっている国がどこにあるか」として「イ・ミョンバク大統領は我が国民がどれほど不安に暮らしているのかを分からなければならない」と話した。彼は「(北韓の)核兵器反対は6者会談でやるべきで、絶対に戦争の道に行ってはいけない」と強調した。引き続き金前大統領は「民主主義と平和な南北関係を守るために皆で立ち上がろう」と国民に訴えた。

この日の行事には国民の政府と参加政府時期の高位官僚,駐韓外交使節,チョン・セギュン民主党代表,カン・キガプ民主労働党代表,ムン・グクヒョン創造韓国党代表,進歩新党ノ・フェチャン代表など各界要人1000人余りが参加した。

クォン・ヒョクチョル,イ・ジェフン記者nomad@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/359979.html 訳J.S