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警察, 盾を市民の頭に打ち下ろす

登録:2009-06-12 09:30

原文入力:2009-06-11午後11:44:42
汎国民大会 強制解散過程で…強力犯に使う金属棍棒も振り回す

ホン・ソクチェ記者

‘6月抗争継承・民主回復汎国民大会’(汎国民大会)が終わった後、警察が解散作戦過程で強力犯に使う金属棍棒を振り回し非難をかっている。

インターネット放送<カラーTV>リポーター キム・某氏は汎民族大会が開かれた10日夜11時10分頃、ソウル広場そばの太平路で警察の強制解散過程を撮影している間に警察が振り回した銀色鎮圧棒に当り指と太もも側に負傷を負ったと伝えられた。キム氏は「警察が ‘3段棒’ と見える銀色鎮圧棒を振り回し当たった瞬間、中が詰まった鉄筋のような感じがした」として「まともに当れば骨が折れると思った」と話した。3段棒は特殊合金のジュラルミンなどで作られており、軽いが強度は鋼鉄に近く、警察官が凶悪事件などに対処する時に護身用として持つ金属棍棒だ。

当時キム氏がとった映像を見れば、鎮圧に出た警察の中で一部が棒で市民をむやみに殴り、これを見たキム氏が「警察が金属棍棒を持っています。鎮圧棒ではありません」と生中継をした。この時ある警察官が突然キム氏側に近づき棍棒を振り回す姿も出てくる。

これとは別に、インターネット言論<民衆の声>が11日公開した動画には警察が盾で市民の頭などを直接攻撃する場面が鮮明に撮られた。警察は逃げたある市民を追いかけて行き、盾を振り上げ盾の縁で側頭部を強打する姿が出てくる。警察が歩道に上がろうとしていたまた別の市民1人を追いかけて行き、首の後部に打ち下ろす場面も捉えられた。

ソウル市警察庁関係者は「映像に出てきた金属棍棒は警察に支給された護身用警棒で、警察装備を慎重に使うように教育していく」として「盾を振り回した警察官は関連事実を検討して措置を取るかどうかを検討している」と話した。

ホン・ソクチェ記者forchis@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/360041.html 訳J.S