原文入力:2009-06-12午前08:15:45
6・10汎国民大会以後 汎民主勢力 進路
19日まで4大要求案 国民署名運動
“2012年大統領選挙まで 連帯 長い戦い 準備”
ホン・ソクチェ記者,キル・ユンヒョン記者
去る10日全国で一斉に行われた ‘6月抗争継承・民主回復汎国民大会’ 以後、‘汎民主勢力’の進路と政局の流れに関心が集中している。
‘汎国民大会準備委員会’(準備委)は11日「イ・ミョンバク大統領は国民の意思を受け入れ国政基調を全面刷新するのか、誤った国政運営を継続するのか、に対して明確に答えなさい」と政府を繰り返し圧迫した。準備委は前日、汎国民大会では大統領謝罪および強圧統治中断などの ‘民主回復4大要求案’ を提示した。
‘ボール’ はひとまず政府へ渡った状態だが、イ大統領がこういう要求を受け入れる可能性が低いうえに圧迫する手段もふさわしくなく準備委の悩みが深くなっている。
■ “MB悪法阻止”
準備委はこの日午後、ソウル,永登浦区,韓国進歩連帯事務室で汎国民大会を評価する実務的集いをもった。集いには準備委に属した市民・社会団体関係者たちが参加した。
これらはひとまず6月臨時国会の時、政府とハンナラ党が攻勢的に推進すると予想される言論関係法と集会および示威に関する法律(集示法)等いわゆる‘MB悪法’阻止に注力するという共同対応方向に合意した。このために盧武鉉前大統領の49日をむかえる7月10日まで4大要求案に対する国民署名運動などの多様な方法で世論を喚起し、市民・社会陣営と野党の共同対応方案も模索すると発表された。
ただし準備委を ‘民主回復汎国民委員会’(仮称)等に拡大改編するかなどを巡ってはまだ合意点を見出すことができていないと知らされた。オ・グァンジン市民社会団体連帯会議政策チーム長は「市民運動陣営は一部で主張する ‘大統領退陣’ 等の主張まで受け入れることは大変な立場」としつつ「各陣営が立場を整理した後、力を一つに結集し長い戦いを準備しなければならない状況」と話した。
■準備委の悩み
準備委はイ大統領が要求案を受け入れない場合、どんな方法と程度で対応するかを苦心している。悩みの核心はイ大統領を圧迫するに足る素晴らしい手段がないというところにある。
民主党など政界は圧倒的過半議席を備えるハンナラ党を国会内で防ぐ手段がなく、闇雲に ‘街頭政治’ に依存することも負担になる状態だ。市民・社会団体らは市民の路上要求では政府の態度変化をもたらしにくいという事実を昨年ろうそく集会の時に経験した。このためにイ大統領が刷新要求を拒否する場合、対応方向について5ヶ野党,500ヶ余りの市民・社会団体,40ヶ余りの民衆団体,労働団体,4大宗教が合わせた準備委が動揺しかねないという憂慮の声も出てくる。
■ “結局は長期戦”
市民団体らは来る19~20日、大田で全国時局の集いを開き、力量を一点に集める連帯体系を議論することにした。今回の集いには最大200余団体が参加し、イ・ミョンバク政府の独断的国政運営に組織的に対応する方案を探す計画だ。天主教は15日 ‘全国司祭非常事態会議’ を開催し、環境団体は4大河川整備事業阻止のための曹渓寺週末座り込みに突入する。全体的には汎進歩陣営が力を合わせ各部門別では自主的な対応計画を出す雰囲気だ。
チョン・ジュンホ準備委スポークスマン(韓国青年連合代表)は「今後政局は短期的に結果が生まれる状況ではない」として「短くは1年後の地方自治体選挙、長くは2012年の大統領選挙まで汎民主勢力が連帯して力を集めるだろう」と話した。
ホン・ソクチェ,キル・ユンヒョン記者forchis@hani.co.kr
原文: 訳J.S