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国税庁高位職TK(大邱・慶北)躍進

登録:2008-12-25 11:42

原文入力:2008-12-24午後07:24:49
次長ホ・ビョンイク,ソウル庁長イヒョンドン,副庁長イ・スンジェ内定
チョン・ナムギ記者

←ホ・ビョンイク/イヒョンドン/イ・スンジェ

ゴタゴタが多かった国税庁1級管理職公務員人事が来週初め行われるものと見られる。
24日国税庁関係者たちの話を総合すれば、チョン・ビョンチュン国税庁次長とキム・カプスン ソウル地方国税庁長,チョ・ソンギュ中部地方国税庁長の一括辞表で空席となった1級人事が来る29日頃断行される予定だ。キム・ジェチョン大田地方国税庁長とキム・キジュ光州地方国税庁長も辞表を出し、来年初めには地方庁長および局長級まで交替させられる見通しだ。新任国税庁次長にはホ・ビョンイク(54)釜山地方国税庁長,ソウル庁長にはイヒョンドン(52)調査局長,中部庁長にはイ・スンジェ(55)不動産納税管理局長が内定した。

今回の人事は去る3月末に任命された1級高位職を特別な理由なしに総入れ替えするという点で論議をかもした。国税庁では去る20余年間、ほとんど例外なく次長が庁長に昇進してきた。しかしチョン・ビョンチュン次長は湖南出身という理由で中途落馬したことが分かった。一時は行政試験22回のチョン次長の後任に21回のカン・ソンテ国際租税管理官が議論されたが“先輩が後輩を押し出すのが改革か”という不満の声も流れた。カン管理官は大邱出身で‘TK’(大邱・慶北)核心人脈だ。

行政試験24回のイヒョンドン局長の高速昇進も物議を醸した。慶北,チョンド出身のイ局長は昨年5月ソウル地方国税庁調査3局長に昇進した後、大統領職引継ぎ委員会と大統領府経済首席室を経て、去る6月末に国税庁の核心要職である調査局長に任命された。国税庁はこの時まで3ヶ月余り調査局長席を空けておく破格的な特典を施した。また3ヶ月間ソ・ヒョンス前消費税課長を調査総括課長に発令して、調査局長職務代理をするようにした後、ソウル庁調査3局長に昇進させた。ソ局長もやはり大邱,嶺南高,高麗大出身のTK人脈だ。

こうした破格的な人事が続き内部の不満も大きくなっている。ある国税庁関係者は「能力より権力実力者と距離により昇進がなされているのが現実」と話した。

チョン・ナムギ選任記者 jnamki@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/329594.html

原文: 訳J.S