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国家情報院 ‘キム・ジョンウン後継者’ 自ら願い出て報告

登録:2009-06-04 10:17
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/358591.html

原文入力:2009-06-04午前08:57:37
米国では “事実把握できない” 国務部 “推測性報道に過ぎない”

ソン・ウォンジェ記者

韓国国家情報院が ‘キム・ジョンウン後継内定’ 事実が入れられた北韓の外交電文を確認したとし、異例的に国会情報委員たちに自ら進んで電話をかけたこととは違い、米国行政府は2日(現地時間)北韓の権力継承問題に対して ‘まだ事実関係が把握されていない’ として慎重な反応を見せた。

ロバート・ウッド米国務部副報道担当者はこの日ブリーフィングで金正日北韓国防委員長の3男であるキム・ジョンウンが後継者に決定されたという韓国言論の報道と関連して「単に推測性報道に過ぎない」として「私たちは北韓で権力委譲と関連してどんなことが起きるのか知る術がない」と明らかにした。彼は ‘米国は韓国言論が報道した文書(外交電文)を入手できないということか’ という質問にも「どんな文書に対しても知らない」と答えた。

ロバート ギプス ホワイトハウス スポークスマンもこの日ブリーフィングでホワイトハウス国家安保会議(NSC)は北韓の権力継承問題に対する立場を整理できていないとし「現在重要なのは北韓が会談に復帰し合意した義務事項を遵守し生産的な対話をすること」と明らかにした。

後継構図を確認したという国家情報院の ‘自発的電話報告’内容に対しては韓国政府の中からも交錯した声が出ている。チョン・ヘソン統一部スポークスマンは2日ブリーフィングで「統一部は北韓指導部の身上問題,後継問題と関連して非常に慎重な態度をこれまで堅持してきた」として「現在までキム・ジョンウンの後継と関連してはじはっきり言って確認されたことはない」と明らかにした。ある政府関係者は「国家情報院が電文内容を確認したというが、実際には電文自体を入手することはできていない」として「完全に(後継内定を)断言することは難しい側面もあるようだ」と話した。 ソン・ウォンジェ記者wonje@hani.co.kr

原文: 訳J.S