原文入力:2009-06-03午前10:02:08
機密文書用 封緘木簡など
戸口・耕作状況などが書かれた行政用
ノ・ヒョンソク記者
←百済固有の土地単位である ‘形’ 等を用いて羅州村落の収穫量と戸口などを記録した1400余年前の行政文書用木簡.
1400余年前の百済時代、全南,羅州村落の戸口,耕作状況などを報告した行政文書木簡(紙代用木片)が発見された。特に国内出土木簡の中で最も大きい大型木簡と機密文書用封緘木簡などが初めて確認された。また百済固有の土地単位である ‘形’ と重さの単位 ‘石’ が使われていた事実も明らかになった。
こういう事実は国立羅州文化財研究所が昨年、羅州,伏岩里古墳周辺で発掘された木幹を最近保存処理・分析した結果明らかになった。 国内最長の長さ60.8cmの木簡は米などの穀物公納過程と分配事実を記録した大型文書だ。封緘木簡はこの間、日本,中国でのみ出土していた機密文書で ‘報告文’ を意味する様式である ‘草’ が記されており上・下端を除く全てを1mmほど凹むように掘り蓋で覆う仕組みだ。また他の木幹は羅州一帯村落と推定される ‘大祀村’ の戸口,家畜数,収穫状況などを前面に記し、裏面に ‘水田 2形から72石を,白田(畑?)から62石を刈り取り、麦田は耕作中’ という耕作状況を記してあった。
研究所側は「田畑に分けて土地単位,収穫量などを具体的に記録した画期的な生活史資料」と明らかにした。研究所は3日国立故宮博物館で木幹などを公開する。 ノ・ヒョンソク記者nuge@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/358374.html 訳J.S