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朴大統領、国連基調演説で「戦時の性暴力」をとりあげ日本政府の態度変化を促す

登録:2014-09-25 18:07 修正:2014-09-26 06:43
朴槿恵大統領が24日午前(現地時間)、米国ニューヨークの国連本部で開かれた第69次国連総会一般討議で基調演説をしている。 (ニューヨーク=連合ニュース)

 朴槿恵(パク・クネ)大統領が24日(現地時間)、米国ニューヨークで開かれた第69回国連総会で基調演説者として立ち「朝鮮半島の統一は核兵器のない世界の出発点であり、人権問題に対する根本的解決策」として、北の核と人権問題に対する国際社会の関心と共助を促した。

 朴大統領は韓国語で15分にわたり行われた演説で「北朝鮮と国際社会は、3月に国連人権理事会が採択した北朝鮮人権調査委員会(COI)の勧告事項履行のために必要な措置を取らなければならない」として「脱北民が自由意志により目的地を選択できるよう国連の該当機構と関連国家が必要な支援を提供しなければならない」と話した。 朴大統領は韓日関係と関連して、関心を集めている慰安婦問題などに対しては直接的表現を避け、「戦時の女性に対する性暴力は、どの時代、どの地域でも明確に人権と人道主義に反する行為」として、日本政府の態度変化を婉曲に促した。

ニューヨーク/ソク・ジンファン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/656786.html 韓国語原文入力:2014/09/25 14:35
訳J.S(681字)

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