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盧前大統領 投身時 警護員いなかった

登録:2009-05-27 08:48
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/357167.html

原文入力:2009-05-27午前03:35:05
大統領府側 明らかにして…警察 ‘偽り陳述’ 調査
“見失った,見あたらない” 無線内容 鑑識

ノ・ムヒョン前大統領が金海,ポンハ村後方の山から身を投げた当時、大統領府警護官がそばにいなかったことが明らかになった。
大統領府関係者は26日「盧前大統領がみみずく岩から身を投げた時、大統領府警護官がそばにいなかったようだ」として「警護官が大統領を見失い慌てて ‘タバコあるか?’,‘あそこを人が通っている’ 等の話を作り出したようだ」と話した。

盧前大統領逝去経緯を捜査している慶南地方警察庁関係者もこの日夜遅くまでイ・某警護官を相手に行った3次調査でこういう陳述を確保したと話した。この関係者は「金海西部警察署で行った3次調査でイ警護官は ‘その時、みみずく岩近隣登山路に登山客がくるのを見てひょっとして盧前大統領に危害にならないか憂慮し登山客を山の麓に送った後にきてみると盧前大統領がいなかった’ と述べた」と説明した。

これと関連して、警察は盧前大統領の投身時点を前後してイ警護官が ‘見失った’,‘見当たらない’ と報告した無線内容を確保したと分かった。警察関係者は「それと似た交信内容があるのは事実でも、どの時点と状況でなされたものかはもう少し調査をしてみなければわからない」と話した。

警察はイ警護官を相手に調査を行い、23日と25日の2度逝去当日の盧前大統領の行跡を発表した。警察は23日捜査ブリーフィングで「盧前大統領と警護官が午前6時20分から45分まで一緒にみみずく岩に留まっていた」と発表し、盧前大統領がポンファ山の中腹にある寺刹の浄土院に立ち寄った事実を説明しなかった。しかしチョン・ホソン前広報首席は25日「(事故直後)警護官から話を聞いた」として「盧前大統領と警護官が午前6時25分頃みみずく岩を出発し、30分に浄土院入口の空地に到着した」と話した。これに伴い警察は投身当日、盧前大統領と警護官の動線を時間帯別に正確に再構成する計画だ。慶南警察庁は27日これと関連した捜査結果を発表することにした。

昌原/チェ・サンウォン,ファン・ジュンボム,キル・ユンヒョン記者csw@hani.co.kr

原文: 訳J.S