原文入力:2009-05-24午後10:33:37
米行政府結論…‘攻撃的対外政策背景’ 分析
リュ・ジェフン記者
バラク・オバマ米国行政府は昨年8月脳卒中を病み回復中のキム・ジョンイル北朝鮮国防委員長が、3男のキム・ジョンウン(26)と妹婿のチャン・ソンテク労働党行政部長を軸にした継承作業を始めたという結論を下したと<ウォールストリートジャーナル>が米行政府高官らの話を引用して24日報道した。
これら高官はこういう政治的変化により北韓が核交渉で撤収し先月3段階ロケットを発射するなど順次攻撃的対外政策を展開しているのを見ていると新聞は伝えた。キム・ジョンイル委員長が金日成主席を継承する時とは異なり、継承構図が相変らず不確かで北韓が内部取り締まりを強化し国家安保問題で強硬路線側に方向を定めているということだ。
オバマ行政府はパキスタンとアフガンの安保状況悪化とイランの核問題などに焦点を合わせているものの、北韓の不確かな継承問題が主要憂慮事項に浮び上がっていると役人たちは話した。最近オバマ行政府高官らは北韓が数ヶ月後に第2次核実験を実施するだろうという展望を公開的に表明してきている。
役人たちはオバマ行政府が北韓と直接対話の門をあけていると強調しながらも、北韓が交渉のテーブルに復帰しない場合には北韓経済,特に武器輸出に打撃を与える構造を開発していると話した。
役人たちは特にチャン・ソンテク労働党行政部長が北韓の最高指導機関の国防委員会に合流した点に注目し、短期的にキム委員長の健康が悪化した場合、チャン部長が権力を握る位置を占めることになったとし、より長期的には三男の中で末っ子のキム・ジョンウンが最高指導者になるものと展望した。
ある高官は「キム委員長が過去には誰かが前面に出ることを願わなかったが、昨年健康問題に火がつきチャン部長が主要な役割を遂行した」と話した。米国と韓国の役人たちの中では、チャン部長をキム委員長家族らの利益を保衛するべく直接委任された ‘摂政’ と見る向きが増加していると新聞は伝えた。
ワシントン/リュ・ジェフン特派員hoonie＠hani.co.kr
原文: 訳J.S