原文入力:2009-05-15午前02:21:02
検察 “盧大統領側 授受金額, ニュージャージー住宅価格と類似” 判断
ソク・ジンファン記者,キム・ナムイル記者,イ・ジョンア記者
←パク・ヨンチャ前テグァン実業会長の姻戚のキム・ジョンボク前中部地方国税庁長が14日夜、検察調査を受けた後ソウル,瑞草洞大検察庁を出ている。 イ・ジョンア記者leej@hani.co.kr
パク・ヨンチャ ロビー捜査隊検察庁中央捜査部(部長 イ・インギュ)は14日、ハン・サンリュル(59)前国税庁長とチョン・シニル(66)セジュンナモ旅行会長を来週召還すると明らかにした。検察はこの日キム・ジョンボク(63)前中部地方国税庁長と昨年テグァン実業税務調査を引き受けたソウル地方国税庁調査4局関係者たちを共に呼び、当時通話をすることになった経緯と通話内容などを調査した。
検察は今週末に盧武鉉前大統領の夫人クォン・ヤンスク(62)氏を調査した後、来週に盧前大統領に対する拘束令状請求可否を決めることにした。来週にはこの間引き延ばした政治家調査も再び始め、今月中に身柄処理を全て終える計画だ。
■ “チョン・シニル召還下絵完成
”検察はこの日キム前庁長と通話した記録があるイム・チャンギュ(53)ソウル,蘆原税務署長を呼び調査した。イム署長は昨年ソウル地方国税庁調査4局1課長としてテグァン実業の税務調査に参加した。ホン・マンピョ大検察庁捜査企画官は「税務調査に参加した国税庁職員らを呼び、どんな内容の通話があったのかなどを調査している」と話した。検察はまたキム前庁長を相手に税務調査対策会議で議論された内容が何だったか、実際ロビーがなされたのかなどを問い質した。
これと関連して検察は、去る13日開かれたチュ・プギル前大統領府広報企画秘書官の結審公判で新しく出てきた陳述に注目している。チュ前秘書官側は「パク・ヨンチャ前会長側が昨年8月30日、‘税務調査が進行しているがうまく防御できるようだ’ という趣旨の話をした」と明らかにした。対策会議の議論結果がロビーにつながった状況として見るということだ。
検察は来週に予定されたチョン会長召還に先立ち、米国にいるハン前庁長の調査が必要だとみて彼の帰国を勧めている。ホン企画官は「ハン前庁長に連絡を取ったがまだ回答がない」として「彼が帰国しない場合、書面調査なども検討している」と明らかにした。
■ニュージャージー住居宅疑惑の糾明に集中
来週に予定された盧前大統領身柄処理と関連しては、捜査の終点になった ‘ニュージャージー住居’ 問題が重要な変数に浮び上がった。 検察は「子供たちの住居を買うと言ってお金を渡した」というパク前会長の陳述と、実際のお金の使い途が相当部分一致すると見ている。このようになれば ‘借金を返した’ という盧前大統領側の解明よりパク前会長の陳述がさらに信頼を得ることになる。検察が100万ドルの使い途とニュージャージー住居問題にこだわるのもこういう戦略のためと見える。
検察は盧前大統領の子女ノ・ジョンヨン氏が契約金として送金を受けた40万ドルの他にも、夫人クォン氏が受け取った100万ドルも結局この家を買うのに使われたのかを調べている。ホン・マンピョ企画官は「契約書を確保するために不動産仲介業者,家主側と接触しており、住居購入資金の金額と時期・支払い方法などを確認している」と話した。
検察はまた米国国籍の同胞の家主がノ・ジョンヨン氏と友好的取り引きをしたかも確認している。ホン企画官は「契約金を渡して2年近く経って通常的には返済を受けたり契約金をあきらめるべきなのに、まだ契約が有効に残っている」と話した。正常な取引と見るのは難しいという疑いだ。
ソク・ジンファン,キム・ナムイル記者soulfat@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/354956.html 訳J.S