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慶北(キョンブク)慶州市(キョンジュシ)陽南面(ヤンナムミョン)のマウナオーシャンリゾートの講堂が崩壊する事故が発生した17日夜、構造物の下敷きになった学生が救助されている。慶州/連合ニュース

慶北(キョンブク)慶州(キョンジュ)のあるリゾート体育館が崩壊し、新入生歓迎行事に参加していた大学生100人余りが屋根の残骸の下敷きになり学生10人が亡くなった。

　17日夜9時16分頃、釜山外国語大学校の新入生オリエンテーションが開かれていた慶北 慶州市 陽南面 新垈里(シンデリ)にあるマウナオーシャンリゾート体育館でパネル構造の体育館屋根が突然崩れ落ちた。 この事故で体育館内でレクリエーション行事を行っていたこの大学の学生100人余りが下敷きになった。

　この事故でこの日夜11時現在、学生10人が死亡したことが確認され、鉄骨構造物である屋根の残骸の下敷きになっていた16人が救助され病院に搬送され治療を受けている。 だが夜が明ければ人命被害は更に増えるものと見られる。

17日午後9時16分頃、慶北慶州市 陽南面のあるリゾート内の講堂天井が崩壊し、現場に急派された消防隊員たちが犠牲者を病院に移送している。 (慶州=連合ニュース)

　事故現場には119救助隊と警察が出動し救助作業を行っているが、建物の残骸と雪のために救助作業は困難を極めている。 消防関係者は 「鉄骨構造物を整理しているが、下敷きになっている人の数は崩れた構造物を全て片付けるまでは分からない」と話した。 このリゾートは海抜500mに位置しており、現場に到着するまでに多くの時間がかかったと伝えられた。

　事故が起きた体育館の屋根には、最近降った大雪で雪が1mほど積もっていたと言う。 最近、慶北の東海岸地域である慶州には大量の雪が降った。 警察はパネル構造の体育館屋根が雪の重さで崩れたものと推定している。

　このリゾートでは釜山外国語大の学生1012人が新入生歓迎会行事を行っていた。 この大学の関係者たちの話を総合すれば、この日午前に新入生と在学生1000人が1泊2日の日程で新入生歓迎会に出発した。 学生たちは昼間のプログラムを終えて、午後7時頃に学科別に夕食をとった後、先に出てきた学生たちが体育館で公演などを観覧していたという。 事故当時は565人が体育館内にいて、逃げ遅れた100人余りが建物の残骸の下敷きになったと推定される。

　マウナオーシャンリゾート関係者は 「組立式体育館の建物2階部分が半分程度崩れ落ちた。学生たちが多数負傷したようだった」と伝えた。

　事故が起きた体育館は、宿舎であるコンドミニアムのすぐ横にある2階建ての建物で広さは992㎡だ。 一度に500人余りを収容できる規模と知らされた。負傷者は蔚山(ウルサン)シティ病院に30人、蔚山チョウンカンアン病院に15人が搬送された。

慶州、釜山/キム・イルウ、キム・ヨンドン記者 cooly＠hani.co.kr