原文入力:2009-05-11午後09:33:30
キム・ヨンヒ記者
景気低迷により延ばされていた電気・ガス料金引上げが近い将来なされる展望だ。キム・ヨンハク知識経済部2次官は11日記者らと会って「電気・ガス料金が原価補填できない状況が続いている」として「上半期中の料金引上げを推進しており、現在引上げ幅などを研究している」と話した。キム次官は「為替レートが下がっても原油価格がまた騰がり韓国電力などの赤字が改善される状況ではない」と付け加えた。
キム次官は電気料金の中で比較的手続きが簡単な深夜電力から引き上げる方針も明らかにした。キム・サンス韓電社長は先月末国会で「政府に上半期と下半期に4.5%,9%の電気料金引上を要求した」として「深夜電力料金も上半期に7.5%引上する計画」と話した経緯がある。
これに伴い昨年4月以後、ほとんど凍結水準で縛られていた都市ガス料金は直ちに来月に引き上げられるものと見られる。卸売料金は知識経済部長官の承認、小売価格は市・道物価委員会決定により2ヶ月に一度調整することができる。韓国ガス公社側は「導入単価に比べて販売価格が過度に低く未収金が現在5兆ウォンに達し負債比率が400%を越えるなど深刻な状況」と話した。
だが電気料金の場合、来月の引上は現実的に容易ではなく、下半期へ持ち越す可能性が大きい。電気委員会側は「企画財政部との協議と大統領府報告,党政協議,電気委員会審議を経なければならないなど手続きが難しく物理的に不可能な状況」としながら「ただし上半期中に必要な全体平均引上率や用途別引上率などに対する検討は終わらせる予定」と話した。電気料金は昨年11月、住宅用と産業用(甲)を除き平均4.5%を引上げた経緯がある。
キム・ヨンヒ記者dora@hani.co.kr
原文: 訳J.S