SNSから集会・記者会見まで‘お元気ですか…’旋風
オフラインに拡がり
政府ソウル庁舎外壁にも大字報
‘お元気ですか’旋風がオン・オフラインで連帯して拡散している。 大字報を貼り出し、社会関係網サービス(SNS)等を通して共有されるかと思えば、集会や記者会見も開かれている。
■ 連帯する‘お元気ですか’
‘お元気ですか’大字報の主人公が18日午後2時、ソウル中区 貞洞(チョンドン)の民主労総事務室を訪ねた。 初めて大字報を貼り出した高麗(コリョ)大学生チュ・ヒョンウ(27・経営学)氏と2番目に大字報を書いたカン・テギョン(25・哲学)氏の手には大字報一枚が持たれていた。 キム・ミョンファン鉄道労組委員長が‘お元気ですか’に応えて貼り出した大字報に、再び応えるこの大字報は同じ学校のカン・フング(23・政治外交学)氏が書いた。
カン氏は冒頭から 不純になったと書いた。 「誰かが私たちを不純な外部勢力と呼ぶが、鉄道が民営化されれば元気になれない、職員が大量に職位解除されて元気でなかった私たちは、私たちが元気になるためにソウル駅に出て行った本当の内部勢力だった。 自身の元気を言うことが不純なことならば、これから私たちは限りなく不純になるだろう」という内容が込められていた。
この大字報は民主労総建物ロビーに準備された木製の字報板に貼り出された。 チュ・ヒョンウ氏とカン・テギョン氏はユ・ギス民主労総事務総長らと非公開で面談した。 カン氏は「鉄道労組から始めて高校生、密陽(ミリャン)にいらっしゃったハルモニ(おばあさん)とハラボジ(おじいさん)、そして江汀(カンジョン)にいらっしゃる方々、その他、声を出せずに抑圧されているすべての方がさらに多く書いて、さらに多く話せる自由を得られることを願う」と話した。
ソウル・光州(クァンジュ)など高校に相次ぎ大字報
学校側が撤去・学生に "厳罰" 警告
■ 生徒が貼り出すと、学校は引きはがす
全国各地の高等学校では生徒たちが大字報を貼り出し、学校は直ちに引きはがすということが相次いでいる。 <ハンギョレ>取材を総合すれば、ソウル同徳女子高と恵聖女子高、大田(テジョン)の西大田女子高、光州(クァンジュ)楓岩高などで大字報の撤去がなされたことが確認された。
ソウル瑞草区(ソチョグ)の同徳女子高では、去る17日一人の学生が鉄道ストライキを支持する大字報を貼り出したが、登校時間を控えた朝7時頃に撤去された。 学校は午前11時頃に警告放送もした。 "許可を受けていない大字報が校内1階にこっそりと貼られていた。 これは学校の規定に反することで厳罰に処する予定だ。" キム・ミンホ同徳女子高校長は「学校掲示物は申告をした後に教育目的に符合する時に貼ることになっている。 今回の大字報は手続きを無視して掲示したものなので剥がした」と話した。
この学校には18日午前、また別の大字報が貼り出されたが、同じく直ちに除去された。 そこには "歪曲された情報と根拠ない掲示物に対する制裁は必要だが、自由な意見表現と交流は真の民主主義社会の市民として成長する上で肯定的な役割をするだろう" と記されていた。
蘆原区(ノウォング)の恵聖女子高では警察までが出動した。 この学校のユン・ヨンシク校長は、鉄道労組ストライキを支持して国家情報院の大統領選挙介入を批判する大字報が張り出されるや電話番号112を押した。 蘆原(ノウォン)警察署の警察官が訪ねてきたが、適用すべき嫌疑がなく捜査には乗り出さなかった。 西大田(ソデジョン)女子高では15日、光州(クァンジュ)楓岩高では16日、大字報を学校が剥がす事例が繰り返された。
■ "一緒に生きていきたい"
この日、政府ソウル庁舎後門側の外壁にも大字報3枚が貼られたし、警察と警備職員が10分後に全て引き剥がした。 なめくじユニオン、青年ユニオン、延世(ヨンセ)大総学生会に所属する青年10人余りが記者会見を行った。 イ・ハンソル(24)延世大総学生会長は、大字報で "密陽(ミリャン)送電塔反対を叫ぶ人々、鉄道民営化反対ストライキと声さえ出すのが難しい少数者を支持し応援する。 一緒に生きていきたい。 今のようにお互いが安否を尋ね合って、関心が変化につながれるように、一緒に生きていく代案を見つけ出したい" と書いた。
ソン・ホギュン、パク・スンホン、キム・ソングァン、イ・ジェウク記者 uknow@hani.co.kr