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京畿道, 議政府・光明・安山 高校平準化 推進

登録:2009-05-07 09:24

原文入力:2009-05-07午前08:57:56
キム・サンゴン教育長就任, 遅くとも2012年に施行
平準化 世論高く…地方自治体など ‘反対’ 乗り越える必要

ホン・ヨンドク記者

議政府・光明・安山など京畿道地域の三ヶ所で遅くとも2012年から高校平準化を施行する。
京畿道教育庁はこういう内容の ‘高校平準化 拡大推進案’ を用意したと6日明らかにした。道教育庁が用意した具体案には2012年施行案と2011年施行案の2つの方案が入っている。道教育庁は地域世論収斂がはやく終われば2011年導入も可能だが、遅くとも現在の中学校1年生が高校に進学する2012年までには平準化を導入するという方針だ。

細部手続きなど推進案を見ると、道教育庁は先に来る9月末まで市民と父兄,教師などに対する広範囲な世論調査を行う。これを土台に地域別妥当性調査を経た後、キム・サンゴン道教育委員長が最終決定を行う。キム教育長は先立って選挙公約で ‘平準化条件が取りそろった地域で平準化を導入し生徒と父母の苦痛を減らさなければならない’ と明らかにした経緯がある。ここに三地域父母団体が市民らを対象に行った世論調査で、平準化賛成見解がより多いと出てきただけに平準化実現の可能性はいつにもまして大きいものと見られる。京畿道内23ヶ非平準化市・郡の内で、議政府・光明・安山など3市では数年間にわたり父母と市民団体らが高校平準化を要求してきた。

これら三地域の平準化対象高校は光明7ヶ所,議政府10ヶ所,安山15ヶ所など計32ヶ所だ。中学校は議政府18ヶ所,光明10ヶ所,安山28ヶ所など56ヶ所であり、来年卒業する該当地域の中学校3学年学生の数は2万2千人余りになる。キム・サンゴン教育長はこの日、公式就任式で「客観的妥当性と地域条件に合う学生配分方式を提示し子供たちが入試競争と学校序列化から抜け出し普遍的な教育を受け基礎学力を強化することができるようにする」と話した。

だが平準化導入には越えなければならない山も多い。世論収斂を通じて道教育庁が高校平準化決定を下しても、教育科学技術部の法令改正と京畿道教育委員会の学校群指定告示決定を経なければならない。また該当地方自治体と保守団体の反対逆風も強い展望だ。イ・ヒョソン光明市長はこの日「学校施設など教育条件が取りそろわない状態での平準化導入に反対する」と明らかにした。キム・ムンウォン議政府市長も「苦痛を甘受しても競争を促進させることができる優秀性教育が必要だ」として導入反対の意向を明らかにした。

高校平準化はソウル・釜山・大邱など28市地域で施行中で、京畿道では水原・城南など8市地域で実施されている。水原/ホン・ヨンドク記者ydhong@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/353643.html 訳J.S